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セスキ、重曹、クエン酸…あなたは白い粉を見分けられる?

こんにちは。ライターKです。

以前、倉庫での作業を見せていただいた時(「はじめまして&倉庫を見学しました」、「商品注文から出荷まで」)……たくさんの商品があって、ラベルが貼ってあるけど、粉末のものは、どれもほぼ、白。商品名は違うけど、白ばかり。

「間違えたりしないんですか?」と、質問した時のこと。

店長「それはもう、見たらわかりますから」

えっ。見ただけでわかるんですか?

「はい。それぞれ粒の形にも特徴がありますし」

そう言われて、いくつか商品を用意してもらってよく気を付けて見ると、確かに遠目でも違いが分かる!

…でも、これは少し似ているような。

ということで、どれが何か、白い粉の判別方法、レクチャーを受けながらもっとじっくり見せていただきました。

ご紹介する白い粉:
  • クエン酸
  • 重曹
  • セスキ炭酸ソーダ
  • セスキワイド(百貨オリジナルブランド)
  • セスキプラス(百貨オリジナルブランド)
  • 過炭酸ナトリウム
  • 炭酸ソーダ

クエン酸

初めはクエン酸です。拡大すると…

こうやってみると、キラキラして、形は違うけど、ちょっと塩の結晶にも似てますね。

「空気にしばらくさらすと、湿気を吸ってベタベタしてくるんですよ」

[用途] ポットや鏡についたうろこ汚れなど、白く硬いカルシウム汚れにはよく使われます。自然派の衣類のリンスにも使われています。

地の塩社 クエン酸地の塩社 クエン酸
SALE 91円〜772円

重曹

重曹は、ライターKもよく使っているので知っています! 粉が小さくて、サラサラですね。

「弱アルカリ性、人体に無害で、粒子が細かく水に溶けにくい性質があります。洗浄効果はありません。
お湯に入れると発泡します」

[用途] 食べ物のふくらし粉として。クレンザーとして、歯みがき粉や磨き粉として、灰汁抜き、消臭剤や入浴剤にも使われます。

セスキ炭酸ソーダ

粒というより、細長くて、キラキラしたガラスみたいですね。

「そうですね。成分は同じでも、見た目は、製品によってちょっと違うものもありますが…」

掃除にも軽い洗濯にも使えて、水に溶けやすいのが特長です。ちなみに、製品により見た目が違うのは、生産国の違いによるものだそうです。

[用途] 掃除には水に溶かして、スプレーとして使います。軽い汚れから油汚れにも使えて便利。布ナプキンの漬け置き洗いなどにも。

セスキワイド

よく見ると、パサパサ?した細長い粒に見えますね。

セスキワイドは、セスキ炭酸ソーダを掃除用に特化したもので石けん百貨のオリジナルブランドです。軽い洗濯にも使えます。

[用途] 掃除には水に溶かして、スプレーとして使います。ベタベタ油汚れの掃除に、軽い洗濯に。住まいの臭い消しにも。

セスキプラス

細かい細長い白い粒の中に、なんだか大きな?粒が…

「細かい細長い方はセスキ炭酸ソーダ。少し茶色っぽい丸い粒々は、酵素なんですよ」

4つの酵素の入った粒々…よく見ると、確かに大きな粒は茶色っぽいですね。

セスキプラスは、セスキ炭酸ソーダに酵素を加えて洗濯用に特化したものということが分かります。石けん百貨のオリジナルブランドです。

[用途] 洗濯に。使用量は少なく使い方も簡単、すすぎも1回でOKです。

過炭酸ナトリウム

こちらは、白い粒々がまん丸で、しかもちょっと大きめ。顆粒状という感じですね。

「過炭酸ナトリウムは、この後に紹介する炭酸ソーダの次に洗浄力が強いです。水に溶けると活性酸素を出して発泡します。
セスキ炭酸ソーダより水に溶けにくいです」

白もの洗濯のほか、洗濯槽の洗浄にもおすすめ。

炭酸ソーダ

これは見た目、粉っぽいというか、強いて言えば、ざらっとした砂糖みたいな感じですね。

「炭酸塩の一種で、家庭用アルカリ剤の中では最強のパワーです。pHが高いので、手荒れに注意が必要です。肌の弱い方は、使う時に手袋をおススメします」

[用途] 軽い汚れの洗濯や、洗濯の助剤としても使います。台所では油汚れの下処理に。また住居用洗剤としても。

実際に説明を聞きながらじっくり見てみると、ライターKでも違いがわかりました。

皆さんの家にある白い粉も、試しにじっくり見てみませんか?

容器を詰め替えたりして「これ何だっけ?」となった時に、簡単に見分けられるようになるかもしれません。

もっと知りたい

もっと知りたい:pH(ピーエッチ/ペーハー)

酸性・アルカリ性には、弱いとか強いとかいう度合い(強さ)があります。この酸・アルカリの度合い(強さ)を表すのに、pH(ピーエッチ/ペーハー)と呼ばれる数値を使います。
数字が大きくなるほうがアルカリ性が強い、ということになります。

今回の粉の紹介順は、実はpHの低いものからだんだん高いものになっていて、アルカリ性が強くなっていく順でした。お気づきの方はかなりのアルカリ上級者ですね!