特集>赤ちゃんと始める石鹸生活
「赤ちゃんの体や服、哺乳瓶や食器は何で洗ったらいい?」
「やっぱり専用の『ベビー用』でないとダメ?」
いいえ、ベビー用と書かれていない「普通の」製品でも赤ちゃんに使えるものは沢山ありますよ。
石鹸や洗剤、スキンケア製品などなど。赤ちゃんも大人も気持ちよく使える製品の選びかた・使い方などをご紹介します。
使い方が簡単なセスキプラスを使うのがお勧めです。
石鹸のような溶かし込みの手間が要らず、浸け置きを含めた「洗い」が10分程度で完了。
すすぎは1回でOKです。
家族みんなの洗濯物もこれで一緒に洗えます。
一部分だけひどく汚れたとき
石鹸でその部分だけ下洗いしてから他のものと一緒にセスキプラスで洗います。
下洗いに使った石鹸の量が少ないときは、すすがずにそのまま、沢山使ったときはサッと水ですすいでから洗濯槽に入れます。
離乳食が始まったり、赤ちゃんが自分であちこち移動できるようになったりすると、部分洗いが活躍する場面も増えます。石鹸、洗濯ブラシ、洗濯板、古歯ブラシなど使い勝手の良いアイテムを洗面所にひとまとめにしておくとサッと取りかかれて便利ですよ。
石鹸や過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)、染み抜き剤を使います。
洗浄力なら石鹸が一番。強い界面活性作用で汚れを洗い流します。
「大人の衣類やお下がり服なども、全部まとめてキレイさっぱり洗いたい!」というときに。
選ぶときは「炭酸塩(炭酸ソーダ)」や「ケイ酸塩(ケイ酸ソーダ)」などアルカリ助剤入り製品を。
アルカリ助剤は石鹸の働きを助け、洗浄力アップと使用量の削減に役立ちます。
香料や蛍光増白剤、柔軟剤成分入りの製品は避けましょう。これらは洗濯後も繊維に残り、赤ちゃんの肌に刺激になるかもしれません。
出産を機に洗濯用洗剤を合成洗剤から石鹸に変えました。石鹸洗濯は大変だと聞いていたので覚悟を決めて始めたのですが、思ったよりも簡単で拍子抜けしたのを覚えています(布おむつの洗濯もなかったですし)。
頂いたお下がり服を石鹸で洗うと大抵の場合、色柄がくっきり蘇るのが面白かったです。今ならセスキプラスや過炭酸ナトリウムも使ってもっとラクができたなあ……と思います。
果汁や離乳食の食べこぼし汚れ、オムツの黄ばみ、母乳・ミルクの吐き戻しの黄ばみなどに。
過炭酸ナトリウムの使い方
40℃以上のお湯に過炭酸ナトリウムを振り入れ、そこに衣類を1時間くらい浸けておきます。
使用量の目安 : お湯3Lにつき大さじ2程度
※過炭酸ナトリウム100%の製品の場合
※汚れものの量や汚れの程度によって加減しましょう。
塩素系と違ってツーンとした臭いがなく、色柄物にも使えます。
毎日の洗濯用洗剤として使うこともできます。
(石けん百貨annex:過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)での洗濯)
過炭酸ナトリウムの選び方
「過炭酸ナトリウム100%」の製品がベスト。添加剤入りだと、その添加剤が過炭酸ナトリウムの殺菌漂白力を削いでしまうことがあります。
過炭酸ナトリウム100%製品がないときは、添加剤の数ができるだけ少ないものを選びましょう。
部分的な染み汚れには
過炭酸ナトリウムが主原料の染み抜き剤がお勧め。染みをピンポイントで処理できるので、衣類全体を漂白剤に浸したりすすいだりといった手間が省けます。
布おむつの黄ばみが白くなった、お下がりの染み・スタイやガーゼの黒ずみが消えたなどの体験談を数多くお寄せいただいています。何だか分からないけれど黄ばんでいる、薄汚い、というときにかなり頼れるアイテムです。
洗濯待ちの布おむつはアルカリ剤を溶かした水に浸けておきましょう。
アルカリ剤での浸け置き方法
大きめの容器に水を溜めて、以下のうちいずれか一種類のアルカリ剤を溶かし、使用済みの布おむつを浸けてゆきます。
※セスキ炭酸ソーダや炭酸ソーダも浸け置き用アルカリ剤として使えます。
水とアルカリの力で汚れが緩み、後の洗濯が楽になります。また、カビや酵母なども発生しにくくなります。
おむつに固形物が付いているときは、浸け置き前にざっとすすいでおきます。トイレの水流などを利用するとよいでしょう。
浸け置き前に水ですすいだり、浸け置き容器にフタをしたりするとイヤな臭いが軽くなります。
ご注意
アルミニウム製の容器で浸け置きはしないで下さい。アルミニウムはアルカリに弱いため、色が変わったり腐食して穴が開いたりする可能性があります。
アルミニウム以外の金属は使えます(ステンレスなど)。
お風呂に一番大きなタライを持ってきて、そこにセスキ炭酸ソーダ水を作り、使用済みオムツをポンポン浸けてました。新生児の頃は1枚、おしっこの量が増えてくると2枚使うので、あっという間に満杯になりましたが。実はそのタライ、まだ持ってて、容量を確認したら16Lサイズでした。
満杯又は洗濯する時間になったら、1枚ずつ浸け置いているオムツを絞って、汚水はそのままお風呂場の排水へ流してました(流した後はさっとシャワーで洗い流していました)。で、絞って雑巾のように束になったオムツ達をドドーッと洗濯機へ投入。後はアルカリ洗濯で終了!です。
布おむつは漬け置き後、セスキプラスで洗うのがお勧めです。
4種の洗浄用酵素がオムツの繊維の中に残る汚れをしっかり分解して洗い流します。
浸け置きしたおむつは、洗濯槽に入れる前に軽く絞っておきます。
部分的に汚れが気になるときは石鹸で下洗いしたり、過炭酸ナトリウムで漂白したりするとよいでしょう。
布ナプキンの心地よさを知っていたので、我が子も自然に布オムツ。出産した病院も布オムツだったので、カバーの留め方・交換方法や、男の子は前方、女の子は後方を厚めに……などの指導もあって、退院する頃にはバッチリ使いこなせるようになってました。
当時はセスキプラスはなかったので、セスキ炭酸ソーダでの漬け置き→洗濯で満足していましたが、今だったら急ぐときはセスキプラス、時間があるときやまとめて洗いたい時はセスキ炭酸ソーダ……などと使い分けを楽しむのになと思います。いや、余裕がある今だからこそ言えることで、当時はいっぱいいっぱいだったから無理か……。
枚数は、母が用意してくれた10枚と、自分で用意した10枚に、親戚に貰ったお古を足して30枚弱ほどあったので、十分足りました。タコ足で干すと風がある日はくるくる回ってよく乾くんですよね。
浸け置き容器としての役目を終えたタライ、翌年は1歳になった子供の水遊びのプールとして大活躍しました(笑)今は特に使うこともなくなったのですが、なぜか捨てられず……浴衣とかをお風呂でついでに洗うときに使っています。
台所用石鹸には、固形・液体・粉状があります。自分の使い勝手のよい製品を選べばよいでしょう。
原料はパーム核油・ヤシ油などの植物油脂。体にも使えます。1500ml入り。
食器・哺乳瓶・布巾の石鹸での洗い方
石鹸はスポンジでよく泡立ててから洗います。
ミルクかすや食べ残しなどが残らないようしっかりと擦りましょう。
哺乳瓶の底など手の届かない部分は、瓶洗いブラシなどを利用します。
きれいに汚れを落とした後で、必要ならば煮沸や漂白剤での殺菌消毒を行います。
石鹸での食器洗い、成功のカギはスポンジにあり
合成洗剤から石鹸に切り替えるときはスポンジも新しくするのがお勧めです。
合成洗剤が残っているスポンジだと石鹸が泡立ちにくく、うまく洗えません。
石鹸での食器洗いに向いているのは、目が粗くてしっかりした質感のスポンジです。
軟らかくて目が詰まっているスポンジよりも石鹸がよく泡立ち、効率的に洗えます。
元々皿洗いは固形石鹸でしていたので、特に変更はしませんでした。哺乳瓶も石鹸で洗いましたね。ガラスの哺乳瓶はアクリルタワシ+石鹸で洗うと本当にピカピカになって気持ちがよかったです
哺乳瓶や食器類、台所用布巾や口拭き用タオルなどの殺菌漂白には過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)がお勧めです。
過炭酸ナトリウムでの殺菌漂白
使用量の目安(過炭酸ナトリウム100%の製品の場合):お湯2Lにつき大さじ1程度
※汚れものの量や汚れの程度によって加減しましょう。
浸け置きには40℃以上のお湯を使いましょう。冷水では過炭酸ナトリウムの漂白力が著しく弱くなります。
浸け置き時間は1時間くらいです。
塩素系のようなツーンとくる臭いがなく、色柄ものの繊維にも使えます。
ご注意
事故防止のため、赤ちゃんの手の届かないところで作業して下さい。
金属製品の漂白や金属製容器での浸け置きは避けましょう。過炭酸ナトリウムは金属と反応する性質があるためです。
ステンレスは使えます。ステンレスは過炭酸ナトリウムと反応しないためです。
過炭酸ナトリウム水溶液を素手で触るとヌルっとします。
漂白液のアルカリと皮膚の酸性分泌物等が反応し、石鹸の様な物質ができたためにそう感じられるのですね。
アルカリ性の温泉に浸かるとお肌がツルッとするのと同じです。
なにかヌルヌルする物質が液の中に溶けていてそれが哺乳瓶に残ってしまうのでは……という心配はないのでどうぞご安心ください。
新陳代謝が盛んな赤ちゃんのお肌は案外汚れています。石鹸できちんと洗いましょう。
釜炊き製法で作った石けん素地に、馬油(エモリエント成分)を配合し、長期熟成された石けんです。
お風呂の石鹸の選び方
体も髪も同じ石鹸で洗えます。浴用石鹸の中から「無添加」の石鹸を選ぶとよいでしょう。「ベビー用」表示がなくても大丈夫。
無添加でなくても、グリセリン、クレイなど比較的シンプルな保湿剤などは入っていても問題ないケースが多いようです。
体・髪の洗い方
体を洗うときは、石鹸をよく泡立て、その泡を手やガーゼに取って撫でるように洗います。液体石鹸の場合は泡ポンプに入れておくと便利です。
固形石鹸ならガーゼに擦りつけたり片手の手の平でクルクルと転がしたりして泡立てます。泡立てネットやスポンジを利用しても。
シャンプーするときは、石鹸をよく泡立ててその泡で頭皮を軽くマッサージするように洗います。
髪の毛は頭皮を洗っているときに自然と泡に包まれてきれいになります。髪の毛だけ擦ったりしごいたりしなくても大丈夫。
「しっかり洗って、しっかり保湿」……これは当時の助産婦さんからいただいた言葉です。初めての出産。石鹸が目に入ったら痛かろう……と、ただそれだけで顔だけはガーゼで拭くに留めてたら、だんだん顔にブツブツが。慌てて病院に電話したら「脂漏性湿疹」だといわれ、ガーゼで拭いているだけだというとえらく叱られました。そのときに貰ったのが上記の言葉です。
その日からガーゼに石鹸を付けて優しく洗い、入浴後は保湿クリームでしっかり保湿(空気が乾燥しがちな2月生まれです)を心がけていたら、ツルツルのキレイなお肌に。赤ちゃんって寝てるだけだし……って思っていたのですが、皮脂の分泌がとても盛んなのですね。
上手に選べば、赤ちゃん用に選んだスキンケア製品を家族みんなで使うことができます。
原料のヘチマは空気の澄んだ熊本の高原で契約栽培。素早く使えるスプレータイプ。
スキンケア製品の選び方
石鹸と同じく、できるだけ原材料がシンプルなものがよいでしょう。
原料の種類が少なければ、その分お肌に合わない成分に当たる確率が下がります。もし合わなかった場合でも、次の製品選びのときにはその原料を避けることができます。
メントールやエタノール(アルコール)など、肌に刺激になりやすい成分入りの製品は避けましょう。
ご注意
最後には洗い流す石鹸などとは違い、ローションやクリームは肌の上に長時間留まり続けます。赤ちゃんに初めての製品を使うときはいつも以上にお肌の様子に気を配りましょう。
製品が原因で異常が現れたらすぐに使用を止め、必要なら医療機関を受診して下さい。
うちの場合はいわゆる「スキンケア」はまったくと言ってよいほどしなかったですね。気候が穏やかになりつつある3月末生まれなのも関係しているかも知れません。
次に迎えた冬にほっぺが少しかさついたときだけ、シンプルなオイルをほんの少し塗る程度でした。
長年使われてきたことにより、人体への安全性がほぼ確かめられているためです。
石鹸は5000年以上前から人間に使われてきましたが、重大な健康被害を出したことがありません(石鹸に添加された成分によるものは除く)。最初の内はどのような成分が赤ちゃんの肌に「合わない」かが分からないため、できるだけ安全なものを使うほうがよいということで石鹸がお勧めされることが多いようです。
洗濯用粉石鹸 無香料
そのようなものは今のところありません。(2016年7月現在)
そうではありません。
大人が使う製品でも赤ちゃんに使えるものは沢山あります。そのような製品にベビー用表示がないのは、メーカーがその製品を特に赤ちゃん向けに作ったわけではないという理由であることがほとんどです。
暁石鹸 オリブ ローヤル化粧石けん
製品パッケージの原材料名をチェックしてみましょう。
原材料は、ほとんどの場合製品パッケージの裏面や側面に記載されています。
基本的には、できるだけ原材料数が少なくてシンプルな製品が赤ちゃんのものを洗うのに向いています。ただし、必要な成分(例えば粉石鹸におけるアルカリ助剤)まで排除すると、今度はそれが原因で面倒が起きることもあるので気をつけましょう。(関連Q&A:洗濯用石鹸も、体用と同じく無添加が良いの?)
蛍光増白剤、香料、柔軟成分など、洗ったものに残りやすい成分です。
蛍光増白剤や香料、柔軟剤成分など、洗ったものに残って効果を発揮する成分は赤ちゃんの肌に刺激になるかも知れないためです。
記載されている原材料のうちのどれが「残るもの」なのかが分からないときは、次のようにして調べることができます。
・製品の公式サイトを探し、その原料の「配合目的」を調べる。
・製品の宣伝文句をチェックする。「香り長続き」「○○が繊維をコートして××効果」などとあったら、洗濯後も繊維に残る成分が使われている可能性が高い。
目当ての製品にユーザーレビューがあるときはそれを読んだり、可能なら「赤ちゃん」「乳児」などのキーワードで検索したりすると参考になる意見が見つかる場合もあります。
いいえ。アルカリ助剤が添加された石鹸がお勧めです。
石鹸はアルカリ性の環境で洗浄力を発揮します。炭酸塩(炭酸ソーダ)やケイ酸塩などのアルカリ助剤は洗濯液が酸性に傾くのを防ぎ、石鹸の洗浄力が落ちないようサポートしてくれます。無添加の洗濯用石鹸にはそのサポートがないので洗浄力が落ちやすく、量も沢山必要なことが多いため毎日の洗濯用洗剤としてはお勧めしません。
最後のすすぎにクエン酸、お酢(酢酸)、石鹸洗濯用仕上げ剤を使ってみましょう。
酸で仕上げると、繊維に僅かに残ったアルカリが中和され、少し柔らかくなります。また石鹸洗濯の場合は、繊維に残っている金属石鹸を酸が脂肪酸に変えるのでふんわりとした手触りになります。
使用量の目安:
・クエン酸:水30Lにつき約小さじ1
・お酢(酢酸):水30Lにつき約30ml
石鹸洗濯用仕上げ剤の場合は、原材料をチェックしてできるだけシンプルな成分の製品を選ぶようにしましょう。
いずれの製品も使いすぎると赤ちゃんの肌に影響が出る可能性があります。最初は少なめから試しましょう
クエン酸
お勧めしません。
服やオムツに残った柔軟成分が赤ちゃんの肌に刺激になる可能性があります。
また合成洗剤用柔軟剤を使うと繊維の吸水性が落ちることもあり、汗っかきの赤ちゃんにとってはその点でも好ましくないことです。
その場でできるだけの下処理をしておきましょう。少しでも手を掛けておくと後の汚れ落ちがぐんとよくなります。
<下処理の例>
下処理で湿った衣類はできるだけ広げて湿気を飛ばすようにしておきます(アルカリ剤水溶液に浸け置きする場合を除く)。湿気がこもると、酵母やカビが繁殖してピンク色になったり黒ずんだりすることがあります。
基本のアルカリスプレー
刺激の強い原料を含まない石鹸をよく泡立てて使えば問題ありません。
赤ちゃんの皮脂の分泌が少ない、その石鹸がたまたま肌に合わなかった、空気が乾燥していた、などの理由でお肌がかさつくことは考えられます。そのときはお風呂上がりに保湿をしたり、しっとり洗い上がる石鹸に代えたりすればよいでしょう。
ただし、どんな石鹸でも泡立てないまま肌に塗りつけると肌の刺激になり得ます。石鹸はよく泡立てて、その泡で肌を撫でるようにして洗って下さい。
暁石鹸 オリブ ローヤル化粧石けん
石鹸のアルカリ性に触れても、肌には自然と弱酸性に戻る仕組みが備わっています。
石鹸に洗われた肌表面は一時的にアルカリ性に傾きますが、石鹸を洗い流すとすぐに中性近くまで戻ります。そしてその後分泌された皮脂や汗などによって肌は弱酸性へと戻ります。石鹸のせいで肌がアルカリ性に傾きっぱなしになるということはないので心配要りません。
暁石鹸 浴用オリブ
どちらが良いかは一概に言えません。
個々の製品の特徴や赤ちゃんの肌質によっても使い勝手は違ってきます。最初は「無難そう」と感じた製品をいくつか試してみて、その上で赤ちゃんと自分にとって固形と液体どちらのメリットがより大きいかで決めればよいでしょう。
パックス ベビー全身シャンプー
赤ちゃんに使える配合の石鹸であっても、個人的に相性がよくない、あるいは季節的な要因で一時的に肌にトラブルが出るなどはありえます。そのようなときは以下のようにしてみましょう。
肌がカサカサしてきた | 石鹸で洗う回数を抑える よりしっとり洗い上がる石鹸に替える 石鹸以外の穏やかな洗浄剤を使ってみる(クレイなど) 入浴後にローションやクリーム、オイルなどを使って保湿する |
---|---|
肌がベタベタしてきた | もう少し丁寧に石鹸で洗う よりサッパリ洗い上がる石鹸に替える お風呂の回数を増やす |
※明らかな異常が見られる場合は医療機関を受診して下さい。
精油の使用は基本的にお勧めしません。
精油は植物成分を濃縮したものなので作用が強く、まだ体ができあがっていない赤ちゃんに使うのは適切ではありません。どうしても試す必要がある場合は専門家に相談して下さい。
掃除用エタノールの活用がお勧めです。清潔な布にスプレーして拭くとよいでしょう。
アルコールで変形する素材のものへの使用は避けて下さい。拭いてすぐだとアルコールが残っている場合もあるので、赤ちゃんに与える前に揮発のための時間を十分取るようにして下さい。
妊娠線を完全に予防したり、跡を消したりする働きは石鹸や化粧品には備わっていません。
ただ、肌が乾燥していると肌の機能が落ち、結果的に妊娠線の跡が残る原因のひとつになることは考えられます。妊娠中から、肌に合ったクリームやオイルを小まめに塗り込んでおくことは妊娠線トラブルの防止に役立ちます。
日焼け止めを塗るより、物理的に陽射しをさえぎる方法がお勧めです。
一歳未満の赤ちゃんの肌はとても繊細なので、日焼け止めが必要となるような場所へ連れ出すこと自体が好ましくないとされます。
やむを得ないときには帽子やバンダナ、長袖の服や日傘などで紫外線をさえぎるとよいでしょう。また、紫外線の多い時間帯(10:00am~2:00pm)の外出を避けるのも効果的です。
天然のココナッツオイルやシアバターには穏やかな紫外線防止効果があります。これらにアレルギーがなければ塗ってもよいでしょう。ただし、日焼け止めクリーム代わりになるほどの紫外線遮断効果はないので過信は禁物です。
一歳を過ぎるとある程度肌も丈夫になるので、肌に負担の少ない原料から作られた日焼け止めなら使えることも多くなるようです。
レトロ小紋柄手ぬぐい