生活スタイルの違う3人の布ナプライフを大公開

私の布ナプ生活

A美さん

ダンナさまと2人暮しの32歳。石けん生活をはじめ、アロマやナチュラル素材にも関心あり。日々の暮しをキメ細やかに考え手間ひまをかけることを楽しめるタイプ。在宅で仕事を続けているので、比較的自宅にいることが多い。布ナプキン歴は3年目。使い始めてから、冷えも改善され月経痛が軽くなったと感じている。

自分仕様にアレンジできるのがよいところ!

使ってみて思う布ナプキンのよいところは、自分流にアレンジできること。それが一番じゃないでしょうか。プレーンタイプを重ねたり、防水シートを使ったり、厚さや大きさも体調や服装やライフスタイルに合わせて……。バリバリ外で働くとなれば、きっとクリップオンタイプを買うと思いますが、今は家にいる時間が多いので主にプレーンタイプとパッドタイプを組み合わせて使っています。


省スペース、省予算の快感

見た目は台拭きのように無骨なプレーンタイプの、魅力のひとつはその価格。低価格だと同じ予算でも数を買えるので、最初は洗い替え用に多めに用意するのもいいと思います。ストックしておいて、あとで古くなったものと交替させてもいいわけですし。紙ナプキンのストックはかなり場所をとる上に、増えたり減ったりして必要なスペースが違うけれど、布ナプキンは紙よりも小さなスペースでストック量が変わらず、定位置を決められるのも快感といえます(笑)。そこにハーブポプリやよい香りの石けんなどを入れておけば、使うときに移り香でほのかによい香り。リラックス系のラベンダーの香りなどが、月経中のイライラも癒されるのでオススメです。

布ナプキンは手作りもできる

私が使うプレーンやパッドタイプのもうひとつの利点は、手作りもできることです。いろいろ試してみて、保水力があり肌触りもよいのはネル地。不要になった、姪っ子の子供服でよく作りました。ちなみに私はプレーンタイプのLサイズくらいのものを7枚、その余り布を適当な四角に切って作るパッドタイプを10枚以上持っています。Lサイズをホルダー代わりにしてパッドを頻繁に取り替えれば、ピーク時でもホルダーが1〜3枚、パッド7枚くらいあれば十分。ホルダーは汚れたときに替えます。軽い日やおりもの用なら、ハンドタオルを3つ折りにするだけでも十分。まずは、布の肌触りを感じて欲しいし、布でも案外大丈夫だと知ってもらえると嬉しいですね。布ナプキンって、なぜだか人にものすごく薦めたくなるんです(笑)

使った布ナプキン、どうする?

家族がいる方は、最初は使用後の布ナプキンをどこに置くかも悩みそうですね。我が家はフタ付きの密閉容器を使用。トイレや洗面台の近くに置いて、上に可愛いボックスなどを使った布ナプキンケースや鉢植えなど何かを置いておくと、来客のときでもそこにナニがあるかは誰にもわからないはず(笑)。つけ置きには、セスキや重曹などの溶液を使いますが、それにラベンダーやミントなどの精油を少し加えればニオイも気にならず、むしろよい香りがすることで不浄感も激減。干すときは、ショーツや下着と同感覚で。ただの布きれを干しているようにしか見えないところも、プレーンタイプのよいところです。

布ナプライフのコツって

とにかく無理せず、自分の好きなように使うことがコツです。私もどうしても失敗できないときには、布の下に紙ナプキンを重ねて使うことも。紙ナプキンでも特にトラブルはなかったので、本当に何の気なしに始めた布ナプライフですが、気持ちよくて止められず今に至ります(笑)。でも、紙ナプキンのときに時折感じていた嫌なニオイは減った気がします。ちょっと厚めのものでも、サポート力のあるパンストやショーツなどをはけば表に響きにくいし、ズレも防げます。かかりつけの婦人科の先生によれば、最近はかぶれで来院する女性が増えているのだとか。もちろんその先生にも布ナプキンを薦めましたよ! 先生はそれを聞いて感激し、ネットなどで布ナプキンを研究。衛生面でも、洗って使う生理用品は、何の問題もないそうです。これでまた布ナプキンのファンが一人増えました(笑)

N子さんA美さんP子さん

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