石けん百貨トップ特集バックナンバー一覧石けんシャンプーのABCはじめての石けんシャンプーここがポイント!

はじめての石けんシャンプーここがポイント!

やわらかい泡をブクブクに!

石けんシャンプーは、「頭皮」がしっかりぶくぶくした泡で洗えているかどうかが最重要ポイント。でも、はじめてのときには、とても泡立ちが悪いことがあります。動画のレポーターは、4度目のシャンプーでやっとキレイに泡立ったほどです。これは、合成のシャンプーやリンス、整髪料などに含まれる成分が髪や頭皮に残っているせいです。地肌付近が泡立つまで、しっかり洗いましょう。

はじめは液体でトライ!
泡ポンプ式は、十分な量を使って。

固形のものは泡立てるのにコツがいるので、初心者には泡立ちの良い、液体のものがおすすめです。泡ポンプ式のものはシャンプー濃度が低いため、動画のように髪にたっぷり泡があるように、十分な量のシャンプー剤を使いましょう。洗髪用ブラシを使うと泡立ちもすすぎも、ラクになって便利です。石けんシャンプーをしばらく続けて髪や頭皮の残留成分がおちてくると、簡単に泡立つようになるので、その後は髪や頭皮の汚れ具合、髪の状態(乾燥or脂性など)によって改めて石けんシャンプーを選びなおしましょう。いきなり大きなボトルを購入するより、少量タイプで自分の髪質に合うものを見極めてからが、安心です。どんな種類があるの?シャンプー・リンス・トリートメントの一覧表を参考に、自分のシャンプー選びを始めましょう。まずはお試しサイズからトライしてみても良いですね。

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石けんシャンプーに切り替えるとフケがでる?

フケ?それとも石けんカス?

合成シャンプーから石けんシャンプーに切り替えたとき「フケが出るようになった」という話を聞きます。実はフケではなく石けんカスだった場合があります。フケか石けんカスかじっくり見極めてみましょう。ちぎれたような、細胞のかけらのようなものはフケです。頭皮を鏡などで観察しながら爪でひっかいてみると、フケの場合はボロボロとはがれ落ちます。乾くと小麦粉のような粉状のものは石けんカスです。ブラシに白く付着するべたべたした物も石けんカスです。石けんカスは、石けんシャンプーをしっかり泡立てスッキリ洗い流すことで、解消します。動画を見て、上手なシャンプーのコツを確認してみてください。

フケなら、ようすをみましょう

石けんシャンプーに切り替えたとき、本当にフケやかゆみが出ることもあります。今までのシャンプー剤との作用の違いで、頭皮の角質細胞の生まれ変わりの周期(ターンオーバー)が変化したためにフケが出たり、合成シャンプーやリンスで頭皮や髪に作用していた、保湿成分やフケ防止剤(ジンクピリチオンなど)の効果がなくなったために出ることもあります。前のシャンプー剤の影響が消える頃、フケは落ちついてきます(早くて1ヶ月、遅くても6ヶ月ほど)。保湿を心がけたケアをすると症状は軽減するようです。これは髪が甦生するための準備期間です。その後には、シンプルで自然なシャンプーライフが待っています。どうぞ乗り切って下さいね。フケの対策についてはみどりのペアルック別ウィンドウで開きますさんに詳しく出ているので、そちらもご覧ください。でも、頭皮に発疹が出たり、炎症が続く場合は、無理に石けんシャンプーを続けずに、皮膚科での受診をおすすめします。

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