Global Beauty(グローバルビューティー)配合成分事典
Global Beautyでは、配合されている成分をすべて公開
また、その成分の働きと配合目的も公開し、信頼できる化粧品の開発・製造に努めます
英字
- BG
-
グリセリンと同様に、化粧品に広く使われている安全性の高い保湿剤です。グリセリンは周囲の湿度によって、吸湿性能に大きな差が出てしまい、夏場は空気中の湿気を吸ってべたつき、冬場は肌の水分を奪ってかさつくという弱点がありますが、BGはそのような性質が少なく、化粧品の保湿剤として優れています。
グローバルビューティーのボタニカルエマルジョン(美容液)には保湿剤として配合。スキンローション(化粧水)には、植物エキスを抽出するときの溶媒としてのみ使用しています。化粧水処方中への配合はしていません。
- PCA-Na
-
アミノ酸の仲間でピロリドンカルボンナトリウムという物質のことです。肌のNMFの約12%はピロリドンカルボン酸だということが分かっています。
- α-グルカン
-
デンプンに酵素を作用させて得られる多糖類です。液体の粘性を高め、エマルジョンの安定性を高める目的で配合されています。
ア
- アスパラギン酸
-
ヒトの角層(角質)細胞中に存在するNMF(natural moistureizing factor)を構成するアミノ酸のひとつです。
- アルギニン
-
アミノ酸の一種。細胞増殖促進、コラーゲンの生成を促進するので、創傷治癒効果があることが分かっています。
- エタノール
-
植物エキスを抽出するときの溶媒として使われます。
グローバルビューティーのスキンローション(化粧水)・ボタニカルエマルジョン(美容液)、マイルドソープ(洗顔石けん)処方中へのエタノールの配合はしていませんので、アルコールに過敏な方でも安心してお使いいただけます。
- エチルヘキシルグリセリン
-
グリセリンの誘導体で、別名オクトキシグリセリンとも言います。抗菌作用を併せ持つ保湿剤で、皮膚を柔軟にする効果もあります。
- オウゴンエキス(保湿)
-
シソ科のコガネバナという植物の根から抽出されたエキスです。抗菌、抗炎症、抗酸化、チロシナーゼ活性阻害(美白)などの効果があることが知られています。
- オリザノール
-
コメ胚芽に含まれる成分で、血行促進や肌荒れを防止する効果があります。
- オレイン酸フィトステリル
-
植物油に含まれる脂肪酸オレイン酸と植物ステロールのフィトステロールから作られるエモリエント成分です。
- オレンジ果実水
-
オーガニックのオレンジ果実を水蒸気蒸留して得られた芳香水です。
カ
- カプリル酸グリセリル
-
ヤシ油等から採れる脂肪酸カプリル酸とグリセリンとのエステルで、乳化剤、エモリエント剤として使用されます。
- 甘草エキス(保湿)
-
甘草の根及び根茎から抽出したエキスです。抗炎症効果に優れ、刺激緩和、抗アレルギー効果、抗酸化、美白効果もあることが知られています。
- カンゾウ根エキス(保湿)
-
マメ科の植物である甘草の根から抽出されたエキスです。抗炎症効果に優れ、刺激緩和、抗アレルギー効果、抗酸化、美白効果もあることが知られています。
- キサンタンガム
-
デンプン等の炭水化物をある種の細菌で発酵して得られる多糖類のひとつです。液体の粘性を高め、エマルジョンの安定性を高める目的で配合されています。
- クエン酸
-
柑橘類などに含まれる有機酸で、製品のpHを調整するために添加しています。
- クエン酸Na
-
クエン酸のナトリウム塩で、製品のpHを調整する目的で添加しています。
- グルコシルセラミド
-
コメ由来のセラミドです。セラミドは角層細胞の間をつなぎとめている細胞間脂質の主要成分です。アトピーのような肌のトラブルや、加齢によってもセラミドが減少することが知られています。
- 黒砂糖
-
さとうきびの絞り汁を煮詰めて作られます。白糖よりもビタミンやミネラルを多く含む保湿性に優れた原料です。
サ
- 水添レシチン
-
そのままでは酸化されやすい大豆レシチンに水素添加して安定化したもの。天然の乳化剤として使用しています。
- スクワラン
-
植物油からわずかに採れる貴重なスクワラン。皮膚に対して刺激がなく、酸化しにくく、べたつき感も少ない油分です。
- ステアリン酸
-
主にパーム油から採取される常温で固体の脂肪酸で、肌に対しても無刺激なので、クリームや乳液に広く使われています。
- 石ケン素地
-
動植物油脂から得られた脂肪酸と水酸化ナトリウムから製造されます。とても低刺激で泡立ちの良い石けん素地を使用しています。
タ
- トコトリエノール
-
ビタミンEの一種です。トコフェロールの40〜60倍の抗酸化力を持っており、シワや毛穴の開き、シミに対する効果があることが実験では認められています。
- トコフェロール
-
ビタミンEです。処方には添加していませんが、原料のホホバ油に元々添加されている大豆油由来の酸化防止成分です。
- トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
-
ヤシ油から採取される脂肪酸、カプリル酸、カプリン酸とグリセリンから作られる肌にとてもなじみの良いエモリエント成分(お肌の水分の蒸発を防ぎ、肌表面をなめらかに整える成分)です。
- トレハロース
-
デンプンから作られている非常に保湿力の高い保湿剤です。グルコースが2つ結合している二糖類の一種で、椎茸、シメジなどのキノコ類や海藻,酵母など動植物界に広く存在しています。
ナ
- 乳酸
-
ヒトの汗の中にも含まれる成分です。
- 乳酸Na
-
乳酸塩の一種、乳酸ナトリウムのこと。非常に高い保湿力を持つ保湿剤であり、また、NMFの約12%は乳酸塩であることが分かっています。
ハ
- ヒオウギエキス(保湿)
-
アヤメ科の多年草で、イソフラボンを豊富に含有することから、エイジングケア効果や、ニキビを予防する効果が期待されている植物です。
- ビサボロール
-
カミツレの花に含まれる精油成分のひとつ。やや甘い芳香を持ち、肌に対しては抗炎症、刺激緩和、抗菌作用を持つことが知られています。
- プロパンジオール
-
トウモロコシの糖を発酵させて作られた安全性の高い保湿成分です。ヨーロッパのオーガニック認証であるECOCERTも取得した原料を使用しています。
- ベヘニルアルコール
-
ナタネ油から採れるベヘニン酸から合成されて作られる常温で固体の油性原料です。クリームや乳液の固さを調整したり、温度に対する安定性を高めたりする目的で使用されています。
- ボタンエキス(保湿)
-
ボタンの根から抽出されたエキスです。ボタンピエキスとも言います。美白、抗炎症、抗酸化効果などがあることが知られています。
- ホホバ油
-
米国南西部やメキシコ北部に産するホホバの種子から得られる液体のロウです。一般の植物油に比べて脂ぎった感触が無く皮膚になじみやすい油分です。
マ
- マグワ根皮エキス(保湿)
-
桑の根から抽出されたエキスのことで、別名ソウハクヒエキスとも呼びます。抗炎症、美白効果があることが知られています。
- ミリスチン酸オクチルドデシル
-
ヤシ油等から採れるミリスチン酸と脂肪族のアルコール、オクチルドデカノールから作られる油性原料です。酸化安定性に優れ、ギトギトした油性感の少ない肌になじみの良い油です。
- ミリスチン酸ポリグリセリル-10
-
脂肪酸のミリスチン酸とグリセリンから作られた安全性の高い植物性の乳化剤です。
ラ
- レウコノストック/ダイコン根発酵液
-
ダイコンの根を乳酸菌で発酵させ、その後濾過して得られる液です。
グローバルビューティーのスキンローション(化粧水)には、抗菌目的で配合しています。