HOME  |  そこが知りたい:石けん生活  |  過炭酸ナトリウムに界面活性剤を混ぜてはいけない訳

過炭酸ナトリウムに界面活性剤を混ぜてはいけない訳

最近、以下のようなお問い合わせをよくいただきます。

「そちらで販売されている過炭酸ナトリウム過炭酸ナトリウム100%ですか?」

先日も同様のお問い合わせがあり、
「はい、そうですよ。過炭酸ナトリウム100%ですよ。」
とお答えしたところ、

「そうですか。いえ、実は他で買った過炭酸ナトリウムを使ってみたら、モコモコと泡が出てきて・・・。
で、あれ?と思って成分をよく見てみると、過炭酸ナトリウム以外に界面活性剤が書かれていたから、そちらのはどうなのかと思いまして」

とお話してくださいました。

それだけ過炭酸ナトリウムが一般的になってきたんだなぁと感慨深く思うと同時に、 皆様には成分表示をしっかりみてお買い物いただきたいなぁと思いました。

実は、過炭酸ナトリウムに界面活性剤を混ぜると、過炭酸ナトリウムが界面活性剤に反応してパワーが奪われ、その結果、洗浄力が落ちてしまうのです。

界面活性剤が含まれている洗濯槽クリーナーなどでも、当然大量の泡が出るので「おぉ!」と嬉しくなってしまいます。でも、実はカビなどの汚れだけではなく、界面活性剤にも反応して泡が出ている訳で…。過炭酸ナトリウムだけで十分なのに、とてももったいないなぁと思うんですよね。

製品パッケージ裏面には必ず成分が表示されています。↓ここですね。

お買い物する際には、その成分表示を確認する習慣を身につけるといいですよ。

もっと知りたい

ページのトップへ移動