ひどい油汚れの洗濯

アルカリ+石鹸+お湯の合わせ技で

油汚れの激しい洗濯物は、アルカリ剤での浸け置きと、石鹸での高温洗濯を組み合わせて対処します。

適している洗濯物の例

  • 機械油で汚れた作業服
  • 食用油で汚れた厨房の白衣
  • マッサージオイルが染みこんだバスタオル

洗濯方法

  1. 水(できればお湯)30Lにつき大さじ2~3杯のセスキ炭酸ソーダを入れる。
    炭酸ソーダの場合には使用量は半分でよい。
  2. 洗濯物を入れて2~3分攪拌する(予洗い)。予洗いの前に1時間程度浸け置きすると更に効果的。
  3. 汚れた水を捨て、脱水する。
  4. 洗濯物を一旦取り出す。
  5. 40℃以上の湯を最低水位まで溜め、必要量の石鹸を入れる。
  6. 石鹸がよく泡立つまで攪拌して溶かし込む。
  7. 洗濯物を洗濯槽に戻す。
  8. 必要水位まで湯を足し、通常の洗濯をする。
  9. できれば1回目の濯ぎには湯を使う。

高温タイプの粉石鹸を使うと効果的

高温タイプの粉石鹸とは、牛脂、豚脂、パーム油が主原料の粉石鹸です。

これらの油脂からできた石鹸は冷水には溶けにくいのですが、40℃以上の湯で使うと良く溶け、優れた洗浄力を発揮します。その為ひどい油汚れの洗濯には最適です。

2021年3月改訂(2003年7月初出)

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