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アルカリスプレー作りに使えるアルカリ剤

アルカリスプレーが作れるアルカリ剤

アルカリスプレー作りに使えるアルカリ剤は以下の4種類です。どのアルカリ剤を使用してもほぼ同じ洗浄力を持ったスプレーが出来ます。

詳細な作り方や保管の注意点などは「セスキ炭酸ソーダの使い方:基本のセスキスプレーとキッチンのお手入れ」をご参照下さい。

セスキ炭酸ソーダ

▼使用量:水500mlに対し5g(小さじ1)

シンプルなアルカリ剤。アルカリ剤入門としてお勧め。

水に溶けやすく扱いやすい。

一般の小売り店舗でも入手し易い。

炭酸ソーダ

▼使用量:水500mlに対し2.5g(小さじ半分)

シンプルなアルカリ剤。

同重量での価格はセスキ炭酸ソーダより安い。使用量も少なくて済む為、低価格でアルカリスプレーが作れる。

セスキ炭酸ソーダよりもpHが高い為、取り扱いには少し注意が必要。

セスキ炭酸ソーダよりやや水に溶けにくい。全ての顆粒が溶け切るまではスプレーとして使用しない事。溶け残りがスプレーを詰まらせる場合がある。

セスキ炭酸ソーダより販売している店舗は少ない。

アルカリ洗浄剤(石けん百貨オリジナルブランド)

▼使用量:水500mlに対し2.5g(小さじ半分)

セスキ炭酸ソーダに複数のアルカリ剤を配合し洗浄力を高めた製品。

無香料。

ケイ酸ナトリウムの働きで、スプレー使用時に噴射口に白い結晶汚れ(カルシウム)が溜まりにくい。

配合中の炭酸ソーダがやや溶けにくい。全ての顆粒が溶け切るまではスプレーとして使用しない事。溶け残りがスプレーノズルを詰まらせる場合がある。

アルカリスプレー作りに使えないアルカリ剤

過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)

過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)は水(湿気)と反応して酸素を出す性質があります。その為、水溶液をスプレー容器に入れたままにすると容器内部でガス圧が高まり容器変形・破損の恐れがあります。

重曹

重曹は水に溶けにくいアルカリ剤です。水に混ぜてスプレー容器に入れてスプレーすると、溶け残った重曹がスプレーヘッドに詰まり故障の原因となります。

セスキプラス(石けん百貨オリジナルブランド)

セスキプラスは洗濯に特化し設計された製品です。アルカリスプレーとしての洗浄力は保証されていません。

また、配合成分である酵素には独特の臭いがあり(金魚の餌のような、と表現される事もあります)、その点からも水に溶いて保管する使い方はお勧め出来ません。

2021年11月改訂(2020年8月初出)

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