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汚れ具合や色・素材の違う洗濯物は分け洗いしたほうがよいですか?

素材や汚れ方の違う洗濯物は、出来るだけ分けて洗うのがお勧めです。

素材で分ける

デニムのような厚手で丈夫な衣類と、薄手のブラウスの様な繊細な衣類を一緒に洗うのは止しましょう。薄手の衣類が傷み易くなります。

一緒に洗わなければならない時は、薄手の衣類を洗濯ネットに入れる等して対策します。

汚れの度合いで分ける

軽い汚れ物を、酷い汚れ物に合わせて洗うのは水や洗剤、電力の無駄です。また、必要以上に洗うと繊維が傷みます。

「再汚染」に注意

再汚染とは、一旦洗濯液中に離れた汚れが再び繊維に戻ってしまうことです。

汚れの酷い物とそうでない物を一緒に洗うと再汚染の確率が上がります。特にポリエステルなどの合成繊維は再汚染され易いため注意が必要です。

濃い色の衣類は分ける

濃い色の衣類と薄い色の衣類も分け洗いするほうが安全です。濃い色の衣類から洗濯液中に溶け出た染料が、薄い色の衣類を染める事がある為です。

特に注意が必要なのは例えば以下の様な衣類です。

  • 藍染めの衣類(デニム製品全般、作務衣や浴衣等)
  • 色の濃い新品の衣類
  • 手作り系の製品

2020年2月改訂(2010年5月初出)

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