HOME  |  ナチュクリ知識館  |  石鹸とは  |  Q&A  |  中性や弱酸性の石鹸もありますか?

中性や弱酸性の石鹸もありますか?

石鹸は弱アルカリ性

石鹸とは脂肪酸ナトリウム(固形・粉)または脂肪酸カリウム(液体)の事である。そう定義すると、すべての石鹸は弱アルカリ性です。

石鹸が弱アルカリ性である理由

脂肪酸ナトリウムは、脂肪酸(弱酸)と水酸化ナトリウム(強アルカリ)が反応したものです。

脂肪酸カリウムは、脂肪酸(弱酸)と水酸化カリウム(強アルカリ)が反応したものです。

いずれも弱酸+強アルカリの組み合わせでできた化合物。強アルカリが弱酸によって少し弱められて、最終的に弱アルカリ性の石鹸という物質が出来上がります。

身体に使えるような石鹸のpHは大体10前後。洗濯用などアルカリ助剤が入った製品ではpH11以下の弱アルカリ性となっています。

2020年7月改訂(2010年5月初出)

ページのトップへ移動