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添加物が入っているのは本物の石鹸といえないのでは?

添加物の有無は関係ない(JIS規格)

石鹸には、添加物の入っていない「純石鹸」「無添加石鹸」と呼ばれるものと、添加物が入っているものがあります。

JIS規格の化粧石鹸では、石鹸分が93%以上あり、その他の規格も満たしていれば「石鹸」と表示できる事になっています。添加物が入っていてもいなくてもそれは変わりません。

添加物=悪、ではない

添加物=余計な物、良くない物、というイメージがあります。

中には余計な物もあるでしょう。しかし、洗浄力上げるためのシンプルなアルカリ助剤や、お肌を保湿するハチミツなども石鹸に添加すれば添加物と呼ばれます。

「添加物」と一括りにするよりは、「どのような添加物」が入っているかを気にする方がより適切な石鹸選びに役立ちます。

添加物の例

  • 保湿剤:グリセリン、糖蜜など
  • 香料:天然ハーブ、エッセンシャルオイル、合成香料など
  • 洗浄力向上:炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウムなどのアルカリ助剤、金属封鎖剤など
  • 着色:天然色素(ウコン、紅花など)、合成色素(赤色○号など)
  • 変質防止:ビタミンE、エデト酸、パラベンなど

2020年7月改訂(2010年5月初出)

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