【クローブ】
クローブは、その昔、ギリシャ人、ローマ人、中国人がその医療特性のために珍重したハーブです。葉をかんで歯痛を和らげ、息を芳しくしたり、感染症抑止剤として、ペストのような伝染病の予防に使用されてきた歴史があります。またレモンやオレンジとブレンドすると優れた昆虫忌避剤になります。
■香り スパイシーで強くしみとおるような香り
■学 名 Eugenia caryophyllata, Eugenia caryophyllus spreng
■科名 フトモモ科
■種類 木本
■ノート ベースノート
■抽出部位 花蕾
■抽出方法 水蒸気蒸留法
■成分 フルフロール、サリチル酸メチル、オイゲノール、カリオフィレン、ピネン
■産地 マダガスカル
■注意事項 きわめて強力な精油なので、使用は少量にとどめる。
少量使用にとどめる
■特性 強脾作用、駆虫作用、駆風作用、健胃作用、抗神経痛作用、催淫作用、殺菌作用、殺虫作用、殺微生物作用、子宮強壮作用、刺激作用、歯痛緩和作用、消毒作用、食欲増進作用、制吐作用、鎮痙作用、鎮痛作用、瘢痕形成作用、腐食作用、分娩促進作用、麻酔作用
■肉体面 消化管のひきしめ、腸内ガスの排出、嘔吐、下痢、消化不良、腸内寄生虫の駆除、吐き気、口臭、腎臓・胃・脾臓の強壮作用、歯痛、リウマチ、関節炎、頭痛、肺結核、喘息、気管支炎、感染症、性的障害、出産時の苦痛軽減
■精神面 記憶力の強化、気分を高揚する
■美容面 感染症を起こした創傷、皮膚のただれ、足の潰瘍、慢性の皮膚疾患
■ブレンド オレンジ、グレープフルーツ、シトロネラ、シナモン、ナツメグ、バジル、ブラックペッパー、ペパーミント、ベンゾイン(安息香)、レモン、ローズマリー
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