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使い方について
  Q-1:赤ちゃんでも日焼け止めは使えますか?
  Q-2:去年の日焼け止めが残っています。使って良いですか?
  Q-3:日焼け止めってどの位の量を塗ればよいのでしょう。少しの量でも顔中に塗ることが出来るみたいですが。
  Q-4:日焼け止めを上手に塗るコツはありますか。
  Q-5:基礎化粧品に日焼け止めを混ぜ込んでしまって良いですか。
  Q-6:化粧する場合、化粧下地と日焼け止めはどちらが先ですか?
  Q-7:涼しい所で汗も脂も出ていなくても2時間経ったら塗り直しですか?塗り直すタイミングを教えてください。
  Q-8:塗り直す時に、最初に塗った日焼け止めは洗い流さなくてはいけませんか?
  Q-9:日焼け止めの上から化粧をしている時の塗り直し方を教えてください。
  Q-10:大量に紫外線を浴びることはないのですが、絶対に日焼けしたくないのでSPF値が高い製品を顔に常用しています。問題ないですか?
  Q-11:色々試しましたが日焼け止めは肌に合いません。何か他に代わる物はありませんか?
  Q-12:日焼けしてヒリヒリします。どう対処すればいいですか。
 
質問-1:赤ちゃんでも日焼け止めは使えますか? ▲up
答え 一歳未満の赤ちゃんの皮膚は未熟で薄く大変にデリケートなので、日焼け止めの使用はお勧めできません。この時期の赤ちゃんにとって日光に肌をさらさないことが一番の紫外線対策です。特に午前10時から午後2時の紫外線が最も強い時間帯の外出は避けましょう。やむなく出かける時には帽子やバンダナ、長袖の服や日傘などで防御します。天然のココナッツオイルやシアバターなどは穏やかな紫外線防止効果があるので、これらにアレルギーをお持ちでない赤ちゃんには塗っても良いでしょう。

一歳を過ぎると外遊びの時間も増え、赤ちゃん時代よりも紫外線を浴びることが多くなります。この頃になるとある程度皮膚の働きも整ってくるので、必要最小限の日焼け止めは使えるようになることが多いようです。しかし、日焼け止めはあくまで補助的なもので、まずは帽子や長袖長ズボンなどで肌を覆って物理的に紫外線を遮断することが大切です。日焼け止めを塗った場合、成分が肌に長時間残り続けるのは良くないので遅くとも夜の入浴時には石けんでていねいに洗い落としましょう。肌に残る油分などが心配な場合は、メイク落としと同じようにオイルなどを馴染ませてからティッシュオフし、石けんで洗います。専用のクレンジング剤を使わないと落とせないような強力な日焼け止めは子供の肌に刺激が強すぎることがあるので、使わない方が無難でしょう。
質問-2:去年の日焼け止めが残っています。使って良いですか? ▲up
答え 製品によっては開封後の使用期限が定められているものもありますので、そのような製品は表示されている使用期限を守って下さい。
もし、メーカー推奨の使用期限を越えてもご使用を継続されたいという場合は、中身が分離したり、臭いを発したり外観の変化がないかどうかをよく確認し、まず顔ではなくボディなどで異常の出ないことを確認した後、自己責任においてご使用されますようにお願い致します。
質問-3:日焼け止めってどの位の量を塗ればよいのでしょう。少しの量でも顔中に塗ることが出来るみたいですが。 ▲up
答え 紫外線防止効果試験を行う際には塗布量が1平方センチ当り2mgと定められていますので、もし規定量より少なく塗っていると、表示されているほどの紫外線防止効果がないことになります。最近の日焼け止めは非常に延びがよくなっていますので、ある調査では多くの方が規定量の半分、あるいは人によっては三分の一程度しか塗っていなかったという報告もあります。重ね塗りするなどして できるだけ厚めに塗っていただくほうがよいでしょう。
製品に塗布量の目安(パール粒○個分、500円硬貨大など)が書いてあることもありますので それも参考になさってください。
質問-4:日焼け止めを上手に塗るコツはありますか。 ▲up
答え 顔の場合、額と鼻が一番焼けやすいので丁寧に塗ります。顔周辺ではうなじや耳たぶ、胸、首、手の甲等はよく焼ける割には塗り忘れやすいので要注意です。体の広い部分に綺麗に塗るには、容器から一本の線を書くように肌に出してゆき、その線を手の平でくるくると広げて塗っていきます。一本の線で足りなければ本数を増やします。
質問-5:基礎化粧品にに日焼け止めを混ぜ込んでしまって良いですか。 ▲up
答え化粧水や乳液と日焼け止めは使用目的が違うので、あまりお勧めできません。それぞれの製品の効果が十分に発揮されない恐れがあります。
質問-6:化粧する場合、化粧下地と日焼け止めはどちらが先ですか? ▲up
答え日焼け止めを先に塗ります。化粧下地はファンデーションの付きや持ちを良くするためのもので、日焼け止めの下に塗ると下地効果が薄れます。日焼け止めの中には化粧下地としても使える物がありますので、そのような製品を選ぶのも良いですね。
質問-7:涼しい所で汗も脂も出ていなくても2時間経ったら塗り直しですか?塗り直すタイミングを教えてください。 ▲up
答え 肌質や過ごしている環境によって肌の状態も違ってきますね。「2〜3時間おき」という但し書きにこだわり過ぎず、ご自分の肌の調子を見て塗り直す時期を判断してください。
質問-8:塗り直す時に、最初に塗った日焼け止めは洗い流さなくてはいけませんか? ▲up
答え 日焼け止めの上からファンデーションなど塗っていなければ、特に洗い流す必要はありません。脂取り紙やティッシュなどでテカリを抑えてから、重ね付けします。
質問-9:日焼け止めの上から化粧をしている時の塗り直し方を教えてください。 ▲up
答えオイルを含ませたティッシュなどで一度化粧を拭き取ってから、改めて日焼け止めを塗って化粧し直します。拭き取りの際の油分が肌に残って気になる時には、脂取り紙でよく押さえたり、コットンに化粧水を含ませたもので拭いてから日焼け止めを付けると良いでしょう。
質問-10:大量に紫外線を浴びることはないのですが、絶対に日焼けしたくないのでSPF値が高い製品を顔に常用しています。問題ないですか? ▲up
答え 一般的に言って、SPF値の高い日焼け止めほど肌への負担が大きくなります。これは、日焼け止め成分によって一時的に肌へ負担を掛けてでも、それ以上に肌に悪影響を与える紫外線を防ぐことを優先しているからです。従って、それ程紫外線に肌をさらす生活ではないのに無闇にSPF値の高い製品を常用すると肌荒れなどのトラブルが起こってくるかも知れません。日焼け止めは生活様式に見合った強さの製品を選びましょう。
質問-11:色々試しましたが日焼け止めは肌に合いません。何か他に代わる物はありませんか? ▲up

答え 天然のオイルの中にはある程度紫外線遮断効果のある物があります。代表的なのはシアバターで、これには紫外線吸収剤として日焼け止めによく配合されるケイ皮酸のエステルが含まれており、UVB防止効果が期待できます。マンゴバターもシアバターと成分がよく似ているので同じように使えます。また、ココナッツオイルもUVB防止効果があるとされています。
しかし天然オイルのみで日焼けを完全に防ぐのは無理ですから、まず帽子や日傘、手袋やサングラスなどで物理的に紫外線をカットした上で、上記のオイルを補助的に使うとよいでしょう。顔にはシアバターなどを化粧下地に使い、その上に紫外線を反射する効果がある酸化チタンや酸化亜鉛入りファンデーションまたはパウダーを付けるとより効果的です。

質問-12:日焼けしてヒリヒリします。どう対処すればいいですか。 ▲up
答え 日焼けで肌が痛むのは、日光による軽い火傷の状態にあるからです。痛みがひどいようなら皮膚科に行きましょう。それ程でもない時には、まず火照りを冷タオルやシャワーで冷やした後、日焼けした部分にローションを塗って保護します。
カモミールやハマメリス、ヘチマ、アロエには炎症を抑える作用があるので、カモミールやハマメリスのフローラルウォーターや、ヘチマ水、アロエエキスは日焼け後のケア用にと特に書かれていないものでもおすすめです。

ヒリヒリする感じが十分に治まったら、通常のお手入れに美白効果のある製品をプラスすると良いでしょう。また、体の内側からのケアとしてはビタミンCを十分に摂取することも大切です。

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