石けん百貨ブランド>洗濯と衣類ケア>酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)>石けん百貨 過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤) 容器入
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便利な使い方を解説したレシピ(A4カラー1枚)付きです
『【量り売り】石けん百貨 過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)』を使いやすい詰め替え容器に入れました。500g入り。
高さ約22cmのスリムな容器は片手で握りやすい形状。5つ穴の振り出し式で、蓋はヒンジキャップ式です。
使い終わったら「量り売り」製品などを詰め替えてお使いください。
※『量り売り』と同じラベルを貼っています。
※剥がせるタイプのラベルではありません。水に浸けても取れにくいです。ご了承ください。
【過炭酸ナトリウムの使い方】
●軽い汚れ物の洗濯に:40℃以上のお湯30Lに対して大さじ2(約30g)
●洗濯槽クリーナーとして:40℃以上のお湯10Lに対して約100g
●布製品や食器・台所用品のの殺菌漂白、住居のカビ取りなどに
⇒ 過炭酸ナトリウムの性質や詳しい使い方はこちら
【発送について】
本製品は受注してから商品をお作りするため、通常よりも発送にお時間をいただいています。当日・翌日発送が難しい場合もありますのであらかじめご了承ください。
※2017/08/03 使い方レシピのイラストに誤りがありました。洗濯イラスト内の文字「30Lに大さじ1」は、正しくは「30Lに大さじ2」です。確認が行き届かずお詫び致します。
レシピは次回印刷時に訂正致します。なお、レシピ記述文には誤りはございません。現行のレシピをお持ちの場合はイラストではなく本文記述の分量にてお使い下さい。
内容量 | 500g |
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成分 | 過炭酸ナトリウム100% |
容器サイズ | 高さ:約22cm、容器直径:約6.7cm (容量:600ml) |
発売元 | 石けん百貨 |
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普段の洗濯は過炭酸ナトリウムをメイン洗剤として使っています。時々セスキプラスも使います。石鹸を使うのは本当にたまーに、です。
なぜ過炭酸ナトリウムをそんなに気に入っているかというと。(ちゃんと汚れが落ちるというのは勿論のこととして)
まず、洗濯槽掃除の手間が激減します。
先日も本当に久しぶりに(一年ぶりくらい!)洗濯槽掃除をしたのですが、黒カビもその他の汚れもほとんど浮いてきませんでした。
低濃度とはいえ漂白剤に槽内がほぼ毎日晒され続けてるわけで、カビや酵母などは随分育ちにくいんだろうなと思います。
石鹸をあまり使わないので、カビの栄養源になる有機物が槽内に溜まりにくいというのもあるでしょう。
そしてもうひとつ、過炭酸ナトリウム洗濯の良いところ。それは部屋干し臭が非常に出にくくなるということです。
汚れをきちんと落とすことに加え、雑菌除去の効果があるためでしょう。梅雨や秋雨、花粉症の季節にはことに重宝します。
40℃のお湯を用意する手間こそ要りますが、こんな大きなメリットもある過炭酸ナトリウム洗濯。お洗濯の一手段としてもっと広まるといいなと思っています。
こんにちは。ライターKです。
以前、倉庫での作業を見せていただいた時(「はじめまして&倉庫を見学しました」、「商品注文から出荷まで」)……たくさんの商品があって、ラベルが貼ってあるけど、粉末のものは、どれもほぼ、白。商品名は違うけど、白ばかり。
「間違えたりしないんですか?」と、質問した時のこと。
店長「それはもう、見たらわかりますから」
えっ。見ただけでわかるんですか?
「はい。それぞれ粒の形にも特徴がありますし」
そう言われて、いくつか商品を用意してもらってよく気を付けて見ると、確かに遠目でも違いが分かる!
…でも、これは少し似ているような。
ということで、どれが何か、白い粉の判別方法、レクチャーを受けながらもっとじっくり見せていただきました。
初めはクエン酸です。拡大すると…
こうやってみると、キラキラして、形は違うけど、ちょっと塩の結晶にも似てますね。
「空気にしばらくさらすと、湿気を吸ってベタベタしてくるんですよ」
[用途] ポットや鏡についたうろこ汚れなど、白く硬いカルシウム汚れにはよく使われます。自然派の衣類のリンスにも使われています。
重曹は、ライターKもよく使っているので知っています! 粉が小さくて、サラサラですね。
「弱アルカリ性、人体に無害で、粒子が細かく水に溶けにくい性質があります。洗浄効果はありません。
お湯に入れると発泡します」
[用途] 食べ物のふくらし粉として。クレンザーとして、歯みがき粉や磨き粉として、灰汁抜き、消臭剤や入浴剤にも使われます。
粒というより、細長くて、キラキラしたガラスみたいですね。
「そうですね。成分は同じでも、見た目は、製品によってちょっと違うものもありますが…」
掃除にも軽い洗濯にも使えて、水に溶けやすいのが特長です。ちなみに、製品により見た目が違うのは、生産国の違いによるものだそうです。
[用途] 掃除には水に溶かして、スプレーとして使います。軽い汚れから油汚れにも使えて便利。布ナプキンの漬け置き洗いなどにも。
よく見ると、パサパサ?した細長い粒に見えますね。
セスキワイドは、セスキ炭酸ソーダを掃除用に特化したもので石けん百貨のオリジナルブランドです。軽い洗濯にも使えます。
[用途] 掃除には水に溶かして、スプレーとして使います。ベタベタ油汚れの掃除に、軽い洗濯に。住まいの臭い消しにも。
細かい細長い白い粒の中に、なんだか大きな?粒が…
「細かい細長い方はセスキ炭酸ソーダ。少し茶色っぽい丸い粒々は、酵素なんですよ」
4つの酵素の入った粒々…よく見ると、確かに大きな粒は茶色っぽいですね。
セスキプラスは、セスキ炭酸ソーダに酵素を加えて洗濯用に特化したものということが分かります。石けん百貨のオリジナルブランドです。
[用途] 洗濯に。使用量は少なく使い方も簡単、すすぎも1回でOKです。
こちらは、白い粒々がまん丸で、しかもちょっと大きめ。顆粒状という感じですね。
「過炭酸ナトリウムは、この後に紹介する炭酸ソーダの次に洗浄力が強いです。水に溶けると活性酸素を出して発泡します。
セスキ炭酸ソーダより水に溶けにくいです」
白もの洗濯のほか、洗濯槽の洗浄にもおすすめ。
これは見た目、粉っぽいというか、強いて言えば、ざらっとした砂糖みたいな感じですね。
「炭酸塩の一種で、家庭用アルカリ剤の中では最強のパワーです。pHが高い(=アルカリ性が強い)ので、手荒れに注意が必要です。肌の弱い方は、使う時に手袋をおススメします」
[用途] 軽い汚れの洗濯や、洗濯の助剤としても使います。台所では油汚れの下処理に。また住居用洗剤としても。
実際に説明を聞きながらじっくり見てみると、ライターKでも違いがわかりました。
皆さんの家にある白い粉も、試しにじっくり見てみませんか?
容器を詰め替えたりして「これ何だっけ?」となった時に、簡単に見分けられるようになるかもしれません。
こんにちは。ライターKです。
私は家事のうち、しなくても困らないことはついつい後回しにしてしまうクセがあり、結果、我が家ではいろいろなものが汚れたままになっています。
プログラマのUさん「ウチにもそういうのモノ、ありますよ」
店長も「我が家にも、実は汚れがたまっているモノがあるんですよ」
そこで、それぞれキッチンから汚れたモノを持ち寄って、汚れ落としをすることになりました。今回は、その1つ目、我が家のやかんです。
こちらが、そのやかん。
もとは美しいステンレスシルバーで、ぴかぴか輝いていたんですが…
こうして白日のもとのさらすと、ホントにお恥ずかしい。
時々はスチールたわしとクレンザーでゴシゴシしてるのですが、注ぎ口の部分や、持ち手の下部分など、細かなところに特に汚れがこびりついています(ついつい放置)
店長「これは…かなり年季が入った汚れですね。過炭酸ペーストでしっかりやりましょう」
「カタンサンペーストのもと…? 過炭酸ナトリウムは、前回のQ&A 「よくある質問に公開回答します」で聞きましたが」
「そうです、過炭酸ナトリウムは、酸素系漂白剤で、汚れ落としに効き目は抜群です。これをペースト状で塗りやすい形状にするために使うのが過炭酸ペーストの素です。手肌の弱い人は、手袋の使用がオススメです」
確かに、やかんは、形状的にもペーストを塗って置くのがよさそうです。
やかんの表面積を考え、今回は倍量作りました。
「材料の割合は、ペーストのゆるさを見ながら、塗りやすさを考えて、多少増減してもらっていいですよ」
まずは、過炭酸ペーストの素にお湯を足し、へらで混ぜます。そこに過炭酸ナトリウムを足すと、ちょっとゆるい粘土のような、泥パックみたいなものが。
「ポイントは、お湯の温度と、手早くすること。お湯の温度が低いと、あまり効果が出ないので、そこは気をつけてくださいね」
たっぷり塗って…わわ、ぶくぶくと泡みたいなのが出ている!
「過炭酸ペーストが、汚れと反応しているんですね」
途中、表面が乾いてきたら、水か、アルカリスプレーを吹き付けておくと、より効果的です。
アルカリスプレーは、セスキワイドやセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ剤を水に溶かしたもの。乾きかけた表面にスプレーすると、またジュワジュワと、反応しています。
過炭酸ペーストを塗って約40分。一度水洗いしてみます
うーん、まだきれいとは言いがたい。
「汚れが強そうなので、今回はもう一度過炭酸ペーストを作って、さらに塗りましょう」
はい。後でも塗りたい場合、過炭酸ペーストは、初めから2回分作っておいてもいいですか?
「いえ、混ぜるとすぐに反応が始まるので、その都度すぐ使う分だけにしてください」
残念ですが、効果が高い方が大切です。そこで、もう一度作り直し、さらにたっぷりとペーストを塗付けます。
過炭酸ペースト2回目、塗ってからさらに約30分。流しでやかんを洗い流してみると…
最初に比べるとかなり黒ずみが取れたようです。が、さすがに、こびりついた汚れがまだ残っています。
「ここは、スチールたわしでこすってみましょう」
ということで、ゴシゴシ。
Before
After
新品同様、とまではいきませんが、やかんにこびりついていた焦げた部分やベトベト汚れが落ちて、ピカピカした面が現れてきました。撮影者の影が映りこんでいるくらいにキレイになりました。
まだ注ぎ口の間や取っ手の細かいところなどに焦げが残っていますが、私としては、これでも十分です。
広い面がピカピカになると印象がかなり違ってみえますね。
「年季が入った汚れだけに、短時間で落とすのは難しいですね。特に汚れのたまっているところは、この過炭酸ペースト作業をして、入り組んだところは少し根気よくスチールたわしで磨くと、もっとキレイになると思います」
ありがとうございます。これでも十分美しいです。まぶしい!
注ぎ口や取っ手の周りも、ずいぶんキレイになりました。
比べるとよく分かります。
持ち帰ったやかんは、我が家のキッチンで、お茶やコーヒーの湯沸かしに毎日働きつつ、こんな風に、こざっぱりとおさまっています。
次は、できるだけ汚れをためないで、過炭酸ペースト作戦をやってみよう、と思う仕上がりになりました。
こんにちは。ライターKです。
家にあるものの汚れ落とし実践編、今回はプログラマーUさんが持参したコーヒードリッパー&サーバーです。
遠目からはそれほどの汚れではなさそうですが…
近くで見ると汚れが目立ちますね。
まずはUさんに、聞いてみました。
このコーヒードリッパー&サーバーは、どのくらい使っていますか?
プログラマ U「「はっきり覚えていませんが、10年〜12年くらい前に購入。以来、1日に2~3回、毎日使っています。
ふだんはざっと水洗いのみで、時々石けん百貨の液体石けん+スポンジで洗います」
うちにもコーヒーメーカーはありますが、確かにふだんは水洗い程度。
では、このコーヒーメーカーについた汚れを落とすには、どうしましょうか。
店長「これは、そんなひどい汚れでもないですし、お湯に溶かした過炭酸ナトリウムに浸け置きしましょう。
ガラス製のサーバーは、少しウロコ状の汚れが付いているので、こちらはクエン酸で浸け置きに」
過炭酸ナトリウムの浸け置き液、今回は、もう1つ浸け置きするものもあるので(これについては次回ご紹介)、少し大きめのバケツを使います。
まずは容器にお湯を入れ、過炭酸ナトリウムを入れて、コーヒードリッパーを浸けます。
店長「お湯が冷めにくいように、できれば容器にふたがあるといいですよ」
ということで、フタをします。
今回割愛となった、フライパンの持ち手が飛び出していますが気にしないでください!
一方のコーヒーサーバーの浸け置き液、
水4ℓ+クエン酸小さじ4杯(20cc)で用意しました。
「今日はクエン酸を早く溶かすためにお湯を使っていますが、こちらは水でかまいません。お玉や箸を使って混ぜて、しっかりクエン酸を溶かしましょう」
さて、1時間たちました。
汚れは落ちたでしょうか?
ドリッパーの隙間に汚れが残っているので、スポンジで軽くこすります。
ちょっとこするだけで、すぐに汚れが落ちます。
ただ、ガラスのサーバーのほうは、水滴跡のような汚れがまだ残っているのもあり、もう少し浸け置き続行。
ついでにドリッパーも、さらに漬け置きします。
2時間半経過。
ドリッパー部分は、かなりキレイになりました。
サーバーのほうは、仕上げにスチールたわしでゴシゴシ。
今度はいかがでしょうか?
うろこのようにうっすらついていた汚れが、かなり取れました。
これなら合格!ではないでしょうか。
プログラマ U「キレイになりましたね!
日々使っていると、その状態に慣れてくるので、実は特に汚いとか、そんなに感じなくなっていました。
ですが、今回のように本腰を入れて洗ったら、やっぱりキレイになるんだな、と改めて思いました。
透明感が感じられて、本当に気持ちいいです」
最後に店長、浸け置きでの汚れ落としのアドバイスなどあれば、お願いします。
「ひどい汚れ具合の時は、過炭酸ナトリウムの量を、少し多めにしてもいいかもしれません。
今回のように、浸け置き用の容器が少し大きければ、コンロのごとくなど、他のものも一緒に浸け置きすると、一度にキレイになりますよ。
ただし、アルミ製品は腐食が起きるので使わないで下さいね。
あと、木製品にもちょっと注意が必要かも。
自然の木の色が白く抜けてしまうことがあるので……大事にしたい製品には使わないほうが無難でしょうね」
「それからクエン酸は、ウロコのような水垢汚れにおススメです。
クエン酸商品ページにも、使い方を載せていますので、参考にしてくださいね」
以上、キッチンの汚れ落としの実践、2回目でした。
こんにちは。ライターKです。
家にあるものの汚れ落とし実践編、今回は店長が持参した魚焼きグリルの扉部分。システムキッチンのコンロのまん中についている、アレです。
早速、持ち主の店長に聞いてみました。
このグリル扉の付いているガスコンロは、どのくらい使っていますか?
店長「そうですね、コンロは8年ぐらいでしょうか。
我が家は魚を焼くことが多く、グリルの網と受け皿は使う度に洗うので、まぁ、キレイです。
ただ、扉部分を毎回洗うことはしませんね。使い終わった熱いうちに台ふきんでサッと汚れをふき取る程度。なので、少しずつ蓄積し、気づくといつもこんな感じです・・・汗」
魚焼きグリルは、とても重宝なアイテム。
魚やお肉の脂はいい具合に落ちておいしくなりますが、見えにくい部分でもあり、汚れ落としは後回しにしがちです。
私だけでなく、店長でもうっかり忘れてることがあるとは、親近感を感じます。
かなりの脂汚れです。
この汚れはどう落としましょうか。
店長「バケツに入る大きさなので、お湯に溶かした過炭酸ナトリウムに浸け置きしましょう。
ついでに他のものもまとめて浸け置きすれば時短にもなりますよ」
ということで、バケツで浸け置きをすることに。
実はこのとき、前回ご紹介したコーヒードリッパーと一緒に浸けていました。
まとめて洗えるのはイイですね!
過炭酸ナトリウムの浸け置き液、少し大きめのバケツを使います。
容器にお湯を入れ、過炭酸ナトリウムを投入、そしてグリル扉を浸けます。
お湯が冷めにくいように、フタをしています。
さて、浸け置きして1時間たちました。
どうでしょう?
結構スルッととれてます。過炭酸ナトリウムの効果あり、ですね。いい仕事してます。
スポンジで軽くこすってみましょう。
周りの部分はゴシゴシ力を入れるのでなく、ちょっとこするだけで、やはり「するっ」と、汚れが落ちます。
中央の汚れがひどいところが残りました。
でも汚れがゆるんでいるので、ステンス束子で軽く力を入れてこすれば、キレイにはがれます。
はい、ピカピカになりました。
お手入れ前はこんな感じでした。
「やっぱり気持ちいいです!すっきりキレイになった、この瞬間が私は好きですね。」
結構ベタベタに見えたのに、こんなにツルッと落ちのはすごいです。
過炭酸ナトリウムは、色んな汚れに効くのですね!
※この後、ご自宅で洗った扉をセットし直したグリル
最後に、汚れ落としのアドバイス等あれば、お願いします。
「大切なのは、汚れを溜めすぎないこと。と言いたいところですが、多少汚れが溜まっても、過炭酸ナトリウムがあるから大丈夫! という風に心に留めておいてもらえたら。
そして、ひどい汚れ具合の時は、過炭酸ナトリウムの量を少し多めにしてもいいかもしれません」
以上、キッチンの汚れ落としの実際、3回目でした。
さて、ちょうど1年間、石けん百貨のあれこれをご紹介して来ましたが、ライターKのブログ紹介は、今回で終了となります。
私自身、主婦業も自分なりにやっていましたが、まだ知らないことがいっぱいあるんだな、と実感。
このブログを通して、石鹸のある暮らし、私のような初心者の方に、少し身近に感じていただければうれしいです。
どうもありがとうございました。
最近、以下のようなお問い合わせをよくいただきます。
「そちらで販売されている過炭酸ナトリウムは過炭酸ナトリウム100%ですか?」
先日も同様のお問い合わせがあり、
「はい、そうですよ。過炭酸ナトリウム100%ですよ。」
とお答えしたところ、
「そうですか。いえ、実は他で買った過炭酸ナトリウムを使ってみたら、モコモコと泡が出てきて・・・。
で、あれ?と思って成分をよく見てみると、過炭酸ナトリウム以外に界面活性剤が書かれていたから、そちらのはどうなのかと思いまして」
とお話してくださいました。
それだけ過炭酸ナトリウムが一般的になってきたんだなぁと感慨深く思うと同時に、 皆様には成分表示をしっかりみてお買い物いただきたいなぁと思いました。
実は、過炭酸ナトリウムに界面活性剤を混ぜると、過炭酸ナトリウムが界面活性剤に反応してパワーが奪われ、その結果、洗浄力が落ちてしまうのです。
界面活性剤が含まれている洗濯槽クリーナーなどでも、当然大量の泡が出るので「おぉ!」と嬉しくなってしまいます。でも、実はカビなどの汚れだけではなく、界面活性剤にも反応して泡が出ている訳で…。過炭酸ナトリウムだけで十分なのに、とてももったいないなぁと思うんですよね。
製品パッケージ裏面には必ず成分が表示されています。↓ここですね。
お買い物する際には、その成分表示を確認する習慣を身につけるといいですよ。
過炭酸ナトリウムだけで衣類を洗う「過炭ナトリウム洗濯」。情報サイト石鹸百科で広く「イイよ!」とお勧めしだしたのは2011年頃からです。
当時はセスキプラスがまだ出来ていなかったんですね。洗濯機で洗うなら、石鹸洗濯かセスキ炭酸ソーダでの3時間浸け置き洗濯かの二択状態。
そこに、お湯が要るとは言え、溶かし込み等不要で「洗い」は20分でOKという選択肢ができたことは画期的でした。
記事発表に先立って、何名かのお客様に試して頂きました。その際のご意見が面白く、また現在でも非常に役立つ内容を含むためこちらでご紹介しますね。
石鹸が使いづらい地域でもOK
水の硬度が高く(166位の時もある)そのせいで石けん洗濯がかなり苦しく、かといってセスキでは弱い時もある。だからこれは救いの神でした。子供と私は合気道をやっていまして、その道着の生地が厚い部分、汚れが落ちているかどうか心配でした。今までは炭酸塩洗濯で漂白を別立てでしていたのが、持ち帰ったらすぐに漂白剤洗濯でOKですごく楽!
忙しいときに助かります
実家の父が入院したときに過炭酸洗濯が大活躍。二家族分の洗濯物+病院からのタオルやパジャマを5kg洗い二槽式洗濯機でこなしました。溶かし込み不要&すすぎ簡単。時間がないのに洗濯物は多い状況では最強です。
急に出かけなくてはいけないけれど洗濯もしていきたい、という時など、本当に助かりますね。
介護の現場で働いているので、いつも大量の洗濯物を取り扱います。浸けおきなし、12分洗い、1回すすぎの設定でピッとスイッチオン。おしっこまみれのパジャマも、ウンチがついた下着をさっと下洗いしただけのものも、どこにウンチがついていたか分からないほどきれいに。混合栓から37~38度の温水を使っています。
子供がオネショした朝に大助かり。朝、そのまま汚れたシーツやパジャマ、パンツ、その他の汚れ物を過炭酸ソーダと一緒に洗濯機に放り込み、後は洗濯機にお任せ!すすぎも1回で済むので、朝ごはんを食べ終えた頃にはお洗濯も終わってます。温水で洗った仕上がりはすっきりさっぱり。出勤前にサッと干せば、帰宅後には乾いているので、予備のシーツを出す面倒もありません!
日曜日の夜になってから出された子供の給食着。バケツに温水と過炭酸ソーダで1時間漬け置き後、洗濯機で脱水→バケツに温水を入れすすぎ→洗濯機で脱水アイロンがけ後、室内干し。無事、月曜の朝持って行けました。
とにかく簡単
二槽式だと長く回しているより、きちんと洗濯物が洗濯液につかっていれば10分程度フタをして放置しておいても効果があるなと感じます。つけ置きと言うほど時間が取られないし、石けんよりも電気代がかからない!
石鹸洗濯に慣れてきてはいても、毎日の洗濯ではもう少し簡単な方法がいいなあ…というときにぴったり。平日は過炭酸ソーダ中心で、休日や時間のある時・酷い汚れの洗濯物には石けんと使い分けしていきたいです。
セスキや炭酸塩では時間が短くて使えなかった、洗濯機の「20分浸けおきコース」が大活躍。夕方「あー、雑菌が繁殖している」という臭いが出ていたタオルもすっきり洗えました。
40度前後のお湯でセスキ代りに一晩漬け置き~タイマー翌朝仕上げ。主人の黄ばむシャツも、縫い目部分が分厚くてニオイが残りやすかったガーゼのパジャマも難が消え、洗濯槽も快適無臭状態が続いています。
石鹸洗濯だとあまり詰め込めないのですが、過炭酸ソーダだと大丈夫。「9kgの洗濯機に9kgの洗濯ものを突っ込んで、文句あるか」(笑)と「詰め込み洗濯」の毎日。物理的よりも化学的な力が主なので全く問題なく仕上がっています。
タオル(生成の白系)と綿の白モノには便利でした。色落ちの心配がない・より白くなっちゃってもokなものなので20分前後(テキトーに)漬け込んで、洗い1・濯ぎ1で大丈夫でした。濯ぎまで給湯器のお湯を使ったと思います。なかなかスッキリ仕上がり、石鹸カスが出ないのでお手軽。こりゃあ楽だわ、ヤッホー!くらいに思いましたね。
家族が石鹸やアルカリ剤に慣れてなかったり、普段洗濯をしていなかったりすると、洗濯を頼みたくても説明が面倒。でも、過炭酸ソーダならお風呂の残り湯を使ってスイッチポンでOKなので頼む方も頼まれる方も楽ちん。少しくらい時間や温度がいい加減でも何とかなります。具合の悪い時や出産前後の手伝いをお願いするときなど他の人に洗濯を頼むときにはこれがイチオシですね。
洗い上がりがきれい!
よそのお宅で洗濯をした時。普段合成洗剤で洗っている洗濯物も過炭酸で1回洗うと一皮むけたように。かなり詰め込んで雑に洗ったのですが、それでもはっきりと、洗い上がりの手触りや色合いが違いました。
白Tシャツの脇の下の汗じみ。石鹸、炭酸塩ではあまりきれいにならなかったのに過炭酸洗濯をしばらく続けたら、少しずつ白くなって、最後にはほとんど目立たなくなってました。
一番助かってるのは、バスタオルやシーツ。タオルでも顔を拭くタオルは真っ白! トイレの手拭きはイマイチでした。体臭や脂に効くのですよね。
園芸をする友人にこの洗濯法を勧めました。作業着のズボンが草の汁で草木染めのようになり、その汚れはもう諦めていたそうです。お宅に伺ったら玄関をあけるなり「見てください、まるで新品のようになりました」と2本の作業ズボンを見せてくれました。「まいりましたか?」と聞きましたら「脱帽です。目からうろこです」と感激されていました。
気になるところに過炭酸ソーダ直接塗り込み大作戦をお試し中です。これめっちゃおすすめ! 臭かったり、黄色かったり、着ているとニオイが復活するモノに振りかけてごしごし…なぜか温かくなります?? つぶつぶ感がなくなったらそのまま一晩放置。そのままお好みの洗濯方法で洗濯。もうまっしろ!!
おむつのうんち汚れはまったく問題なく落ちます。おむつ、肌着はニオイも残らず風合いも変わらず綺麗に洗えますね。うちは2度すすぎしていますが寒い時期はアトピーらしきものがでていた、肌の弱い娘にもなんの問題もでていません。おむつのつけ置きも、一日漬けておくとセスキじゃ大変なニオイになるのですが過炭酸ソーダではかなりマシに(決してニオわないとは言えませんが)。
保育園の制服の洗濯に使っています。丸1日経っていた鼻血汚れも食べこぼし汚れも取れました。どんなに上手にアワアワ洗濯しても必ず白い筋が残ってしまっていたパート先の制服の黒い綿パンも過炭酸洗濯で解決。
洗濯以外にも…
いろんなものの殺菌漂白や、排水口の掃除や食器洗い機用洗剤としても使っています。何種類もの洗剤をストックする面倒くささからも解放されました。
つけ込みに際して、やはりセスキより気を付けないと駄目みたい。うっかり、娘の高級子供服のTシャツをつけ込んでしまい(白Tだったので油断しました)、胸にプリントされた銀色のさくらんぼマークにムラが出来ました(涙)。
モノによってはボタンが激しく劣化します。アルカリに弱いのかな。まあ貝ボタンは元々酸に弱いですし、仕方ないですね。素材によっては要注意、はなんでも当たり前ですし。
洗濯槽の掃除をきちんとしてから始めないと、カビがわんさか出てきて困ったことになりそう。
肌着の首周りの、年季の入ったミルクの黄色いシミは落ちません。これはやはり高温つけ置きか煮洗いが必要ですね。
麻の色物は色落ちしやすいです。夏用のリネン混の黒いパンツを洗ったら、1回の洗濯で全体的に色あせたように(泣)あと、布ナプをセスキつけ置きにしたあとに過炭酸で洗ってみたところ、布ナプキンのニットの部分がみごとにまだら模様に色が抜けました。いずれも過炭酸つけ込みはせず、ただ、お風呂の残り湯で洗っただけです。ナチュラル系の素材は要注意かなあ…と思いましたです。
※ユーザーの方々のコメント中にある「セスキ」は、「セスキ炭酸ソーダ」の通称です。いただいたお声をそのままお伝えするため、あえてそのまま掲載しています。
※のついている商品は、石けん以外の界面活性剤が配合された、化粧品取り扱い基準の商品です。石けん百貨では、化粧品に関してのみ、その他の商品とは別の取り扱い基準を設けて販売しています。詳しくは「化粧品と界面活性剤について」をご覧ください。
ふきんの漂白剤として使うことが多いです。 シンプルな容器なので、こちらを購入しました。 もっと見る