排水口の詰まりの程度によって掃除方法やアイテムを使い分けましょう。
普段のお手入れ
詰まりの予防や、排水パイプ内部のカビ・ヌメリを落としたいときは石けん百貨 酸素系カビ取り剤が便利。
ゆるいペースト状のカビ取り剤がパイプ内部に貼り付き、効果的に汚れを落とします。
計量カップなど注ぎ口のある容器を使うと注ぎやすくて便利です。
- カビ取り剤を流れる程度のゆるさに作る。(「濃いドレッシングくらいの質感」)
- 排水口のパイプ内部にまんべんなく貼り付くよう、ペーストを排水口周りから流し入れ、そのまま1~2時間放置する。
- 放置の後、水を勢いよく流し、パイプに貼り付いているペーストを洗い流す。
- カビ汚れが十分に落ちていないときは上記手順を繰り返す。
特集:石けん百貨 酸素系カビ取り剤・場所別の使い方「排水口」
※旧製品での特集記事です。分量や混ぜ方が現在とは異なりますが、ペーストのゆるさなどを写真でご覧頂けます。
中程度の詰まり
完全に詰まってはいないけれど、排水スピードが明らかに遅い。
そんなときは過炭酸ナトリウムを使って、パイプ内に残留している軽いゴミや髪の毛などを取り除きます。
- 排水口周辺のごみを取りのぞき、パイプの中は古歯ブラシなどでこすって落とせる汚れは落としておく
- 配水管内の温度を上げるため、お湯(50℃程度)を適量注ぎ入れる
- 過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を約30g(大さじスプーン2杯強)を排水口のまわりに盛るように置く
※この段階では、過炭酸ナトリウムを排水口の中に入れないこと - コップ1~2杯のお湯(40~50℃)を過炭酸ナトリウムの周りから徐々に流し、
過炭酸ナトリウムを排水管の内側に触れさせながら流し入れる - そのまま1時間~ひと晩ほど放置したのち、お湯でよく洗い流す
重度の詰まり
パイプが完全に詰まっている、あるいはそれに近い状態のときはラバーカップ(吸引カップ)を使って原因となっている物を取り除きましょう。
その後、石けん百貨 酸素系カビ取り剤や過炭酸ナトリウムで残ったカビ汚れやヌメリなどを掃除します。
2016年12月改訂
(2012年12月初出)