アルカリ剤だけで換気扇やレンジフードを掃除する方法です。手荒れ防止のためゴム手袋をして作業しましょう。
事故を防ぐため、換気扇の電源プラグは掃除を始める前に抜いておきます。
参照:石鹸百科「換気扇の掃除」
汚れが軽いとき
- 基本のアルカリスプレーを雑巾にスプレーしながら汚れを拭き取る。
- 通電部分にはスプレーを直接吹き付けないよう気をつける(故障防止のため)。
- 取り外せる部品は取り外して拭いたり水洗いしたりする
- 換気扇の外枠や周辺の壁なども基本のアルカリスプレーを雑巾にスプレーして拭き取る
- お湯で清め拭きをしたのち、外した部品を取り付けて元通りにする
汚れがひどいとき
- 50℃くらいのお湯をシンクにたっぷり溜め、以下の内いずれかをお玉山盛り1杯くらい溶かす
・石けん百貨 アルカリ洗浄剤
・炭酸ソーダ
・過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤) - 換気扇のファン(羽根)やフィルターなど、はずせる部品をはずして上記の液で1~2時間浸けおきする
- 換気扇部品を浸けおきしているあいだに換気扇のその他部分を基本のアルカリスプレー液で拭く
- しつこい汚れは基本のアルカリスプレー液を浸ませたぼろ布でパックし、軟らかくしてからこすると落ちやすい。汚れが落ちたらお湯で清め拭きする
- 浸けおきが終わった換気扇部品は、スポンジや古歯ブラシ、古い割り箸などで汚れをこすり落とす
- お湯でよくすすいだ換気扇部品を再び取り付ける
- シンクに部品が浸りきらないときは、大型ポリ袋を利用して浸けおきができます。浸けおき中に破けないよう、厚手で丈夫なポリ袋を選びましょう。
- ポリ袋で過炭酸ナトリウムを使うときは、袋の口を完全に閉じないようにします。完全密封すると、発生したガスにより袋が破裂する可能性があります。
【注意】アルミ製の部品はアルカリで腐食するので浸けおきはしないでください。
2016年12月改訂
(2012年12月初出)