特集>酵素で洗う新発想「セスキプラス」>セスキプラスのヒミツ「酵素」
エコと楽ちんを両立する洗剤、セスキプラス。そのヒミツは「酵素」にあります。
酵素(Enzyme)とは、生物の体内で作られるタンパク質の一種。カギとカギ穴のように決まった物質とだけ関わり、
その化学反応をスムーズ・スピーディーに進める働きをします。
種類によっては、酵素なしのときの何百万倍もの速さで反応を進めるものもあります。
酵素の多くは「常温常圧」のおだやかな環境を好みます。
これは言い換えると、酵素に働いてもらうため高温にしたり激しくかき混ぜたり高圧をかけたりしなくてもよい、ということです。
洗浄も一種の化学反応です。酵素によってスピーディーに汚れが分解できれば、その分お洗濯の時間や電気代、洗剤使用量が減らせます。
常温でよく働くので水温をキープするための手間やエネルギーも減ります。つまり、エコで楽ちん…というわけです。
では、セスキプラスに配合されている4種の酵素について以下にご紹介してゆきましょう。
衣類の汚れの約10~20%を占めるタンパク質汚れに働きかける酵素です。
プロテアーゼはタンパク質の分子結合を切り、より小さい(分子量の低い)ペプチドという化合物に変えます。
酵素によって小さくされた汚れは、より簡単に洗い流すことができるようになります。
油脂を分解する酵素です。皮脂汚れや、油料理の食べこぼしなどを洗い流すのに効果があります。
リパーゼは油脂の主成分である「トリグリセリド」を小さく分解します。
分解されてできた遊離脂肪酸やグリセリンはトリグリセリドよりも低い温度で水に溶けるので、油脂のままだったときより楽に落とせるのです。
デンプンを分解する酵素です。
デンプンの分子結合を切り、低分子量のオリゴ糖と水溶性デキストリンに分解して洗い流しやすくします。
デンプンはそれ自体が汚れとなるだけでなく、汚れを衣類にくっつける糊のような作用もします。
デンプン汚れをしっかり洗い落とすことで、衣類の黒ずみ防止も期待できます。
木綿やレーヨンなどのセルロース系繊維を分解する酵素です。
汚れが入り込んでいる繊維部分のまわりのセルロース分子を分解し、汚れを洗浄液中に引き出すことでお洗濯をサポートします。
セルラーゼには繊維の毛羽立ちを刈り取る作用もあります。そうすることで汚れが取り付く場所を減らし、
また、毛羽立ちのせいで白っぽくなっていた衣類の色柄を鮮やかに蘇らせる効果があります。
※セルラーゼはセルロース系以外の繊維(ポリエステルやビニールなど)は分解できません。