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石鹸で洗った食器を「ためすすぎ」してはいけないのはなぜ?

溜め濯ぎすると食器が汚れる

石鹸で洗った食器を溜め濯ぎするという事は、食器に付いた石鹸を大量の水で薄めるのと同じ行為です。

一定濃度以下に薄まった石鹸は界面活性作用を失い、それまで捕まえていた油汚れを手放してしまいます。その汚れが食器に逆戻りして再汚染を引きおこします。

溜め濯ぎは、このような理由によりお勧め出来ないのです。

流水濯ぎは水の無駄遣い?

食器に付いた石鹸を流水で濯ぐのは水の無駄遣いと言われる事があります。

しかし、節水のつもりで溜め濯ぎをした結果汚れがよく落ちなければ洗い直しになります。結局、水を余計に遣う事になります。

作業に必要なだけの水を適切に使う事は無駄ではありません。

石鹸は泡切れが良い

石鹸は合成洗剤よりも泡切れが良いという性質があります。適切に使っている限り、それほど大量の水を使わなくてもきれいに濯ぎ落とす事が出来ます。

※参考→泡切れ抜群のお掃除石鹸「除菌する泡石鹸スプレー」別ウィンドウで開きます(公式ブログ:石けん百貨のあれこれ)

2020年3月改訂(2010年5月初出)

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