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ナチュラルクリーニングでお馴染みのクエン酸です。
白くて硬いカリカリ汚れのお掃除には「酸」がオススメ。
電気ポットや魔法瓶、コーヒーメーカーの白いカリカリ汚れ、水回りの白い水ハネのお掃除にどうぞ。
食品添加物グレードのクエン酸を使用しています。なお、当店では家事用品として販売しておりますので、飲食へのご使用はお控えください。
※受注・入荷状況によっては長期入荷待ちの可能性があります。ご了承の上ご注文下さい。
※本製品は洗浄剤です。洗浄目的以外でのご使用はお控え下さい。
容量 | 500g、1kg、2.5kg |
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成分 | クエン酸100% |
発売元 | 石けん百貨 |
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暑くなってくると、水を使う機会が増えます。その分、白くて硬い「水垢汚れ」も増えてきます。
白い水垢の主成分は「炭酸カルシウム」。炭酸カルシウムは、お酢やクエン酸水溶液で湿らせた布でしばらくパックすると取りのぞきやすくなるのですが、それはなぜでしょう。
炭酸カルシウムは酸と反応する性質があります。炭酸カルシウムと酢酸(お酢の主成分)が反応すると、酢酸カルシウム、二酸化炭素、水ができます。炭酸とのつながりが切れたカルシウムに酢酸がくっついたわけですが、この酢酸カルシウムは水溶性なので水と一緒に洗い流すことができるのです。
酢酸の代わりにクエン酸でもほぼ同じことが起こります。炭酸カルシウムとクエン酸が反応するとできるのは、クエン酸カルシウム、二酸化炭素、水。クエン酸カルシウムは水溶性なので、やはり水で洗い流せるのです。
「CaCO3炭酸カルシウム + 2CH3COOH酢酸 → (CH3COO)2Ca酢酸カルシウム + CO2二酸化炭素 + H2O水」。水垢にお酢のパックをしているとき、この反応式通りのことが目の前で起きているわけです。そう考えると、ややこし気な化学の世界も少し身近になるようですね。
※過去のメールマガジン「石けん百貨通信 2010年7月」のコラムを再掲しています。一部加筆修正しています。
こんにちは。ライターKです。毎日暑いですね。
冷えたおいしいジュースを一杯どうぞ!
……ではなく。
これ、全部アサガオで作った色水なんですよ。
「科学も化学も苦手で…」と、つぶやいているKに、店長がにこやかに
「じゃあ、簡単で楽しくて、酸とアルカリについてよくわかる色水実験、アサガオでしてみましょうか?」
アサガオで色水…そういえば昔、やった記憶が。
なんだか面白そう。ということで、さっそく実験スタートです。
ほら、少しずつ色が出てきました。ちょっと紫がかった色ですね。
するとほら!粉末が入ったところからピンク色に変わっていきます。
クエン酸をさらに足すと、全体が鮮やかなピンク色になります。
「酸性になると、ピンク色、赤色になるんですね」
そういえば、昔、リトマス試験紙でもやりました。青色の紙が赤になるのは酸性とか…。
これが、アルカリ性ってことですね?
「はい、色水が、セスキ炭酸ソーダでアルカリ性に」
青というより、エメラルドグリーンに近いでしょうか。
するとほら!シュワシュワと泡が出て…今度はまた紫がかった色(中性)に。
「セスキ炭酸ソーダはアルカリ性、クエン酸は酸性だから、反応してシュワシュワするんですよ」
ちなみにシュワシュワの正体は炭酸ガス、なんだそうです。
子どもなら、手品みたいで大喜びしそうですね。
「色水の色を変えるのは、アサガオにある「アントシアニン」という色素です。
アントシアニンは、まわりが酸性に傾くと赤色に、アルカリ性に傾くと青色に発色します。そして中性では紫色になるんです」
アサガオを使った色水実験、小さな子どもでも、もちろん大人でも楽しめますし、小学生なら夏休みの自由研究にもなりそうですね。
夏の一日、童心にかえってやってみるのもおススメです。
こんにちは。ライターKです。
以前、倉庫での作業を見せていただいた時(「はじめまして&倉庫を見学しました」、「商品注文から出荷まで」)……たくさんの商品があって、ラベルが貼ってあるけど、粉末のものは、どれもほぼ、白。商品名は違うけど、白ばかり。
「間違えたりしないんですか?」と、質問した時のこと。
店長「それはもう、見たらわかりますから」
えっ。見ただけでわかるんですか?
「はい。それぞれ粒の形にも特徴がありますし」
そう言われて、いくつか商品を用意してもらってよく気を付けて見ると、確かに遠目でも違いが分かる!
…でも、これは少し似ているような。
ということで、どれが何か、白い粉の判別方法、レクチャーを受けながらもっとじっくり見せていただきました。
初めはクエン酸です。拡大すると…
こうやってみると、キラキラして、形は違うけど、ちょっと塩の結晶にも似てますね。
「空気にしばらくさらすと、湿気を吸ってベタベタしてくるんですよ」
重曹は、ライターKもよく使っているので知っています! 粉が小さくて、サラサラですね。
「弱アルカリ性、人体に無害で、粒子が細かく水に溶けにくい性質があります。洗浄効果はありません。
お湯に入れると発泡します」
[用途] 食べ物のふくらし粉として。クレンザーとして、歯みがき粉や磨き粉として、灰汁抜き、消臭剤や入浴剤にも使われます。
粒というより、細長くて、キラキラしたガラスみたいですね。
「そうですね。成分は同じでも、見た目は、製品によってちょっと違うものもありますが…」
掃除にも軽い洗濯にも使えて、水に溶けやすいのが特長です。ちなみに、製品により見た目が違うのは、生産国の違いによるものだそうです。
[用途] 掃除には水に溶かして、スプレーとして使います。軽い汚れから油汚れにも使えて便利。布ナプキンの漬け置き洗いなどにも。
よく見ると、パサパサ?した細長い粒に見えますね。
セスキワイドは、セスキ炭酸ソーダを掃除用に特化したもので石けん百貨のオリジナルブランドです。軽い洗濯にも使えます。
[用途] 掃除には水に溶かして、スプレーとして使います。ベタベタ油汚れの掃除に、軽い洗濯に。住まいの臭い消しにも。
細かい細長い白い粒の中に、なんだか大きな?粒が…
「細かい細長い方はセスキ炭酸ソーダ。少し茶色っぽい丸い粒々は、酵素なんですよ」
4つの酵素の入った粒々…よく見ると、確かに大きな粒は茶色っぽいですね。
セスキプラスは、セスキ炭酸ソーダに酵素を加えて洗濯用に特化したものということが分かります。石けん百貨のオリジナルブランドです。
こちらは、白い粒々がまん丸で、しかもちょっと大きめ。顆粒状という感じですね。
「過炭酸ナトリウムは、この後に紹介する炭酸ソーダの次に洗浄力が強いです。水に溶けると活性酸素を出して発泡します。
セスキ炭酸ソーダより水に溶けにくいです」
白もの洗濯のほか、洗濯槽の洗浄にもおすすめ。
[用途] 白もの洗濯に、洗濯槽や排水口の掃除に。
これは見た目、粉っぽいというか、強いて言えば、ざらっとした砂糖みたいな感じですね。
「炭酸塩の一種で、家庭用アルカリ剤の中では最強のパワーです。pHが高い(=アルカリ性が強い)ので、手荒れに注意が必要です。肌の弱い方は、使う時に手袋をおススメします」
[用途] 軽い汚れの洗濯や、洗濯の助剤としても使います。台所では油汚れの下処理に。また住居用洗剤としても。
実際に説明を聞きながらじっくり見てみると、ライターKでも違いがわかりました。
皆さんの家にある白い粉も、試しにじっくり見てみませんか?
容器を詰め替えたりして「これ何だっけ?」となった時に、簡単に見分けられるようになるかもしれません。
こんにちは。ライターKです。
家にあるものの汚れ落とし実践編、今回はプログラマーUさんが持参したコーヒードリッパー&サーバーです。
遠目からはそれほどの汚れではなさそうですが…
近くで見ると汚れが目立ちますね。
まずはUさんに、聞いてみました。
このコーヒードリッパー&サーバーは、どのくらい使っていますか?
プログラマ U「「はっきり覚えていませんが、10年〜12年くらい前に購入。以来、1日に2~3回、毎日使っています。
ふだんはざっと水洗いのみで、時々石けん百貨の液体石けん+スポンジで洗います」
うちにもコーヒーメーカーはありますが、確かにふだんは水洗い程度。
では、このコーヒーメーカーについた汚れを落とすには、どうしましょうか。
店長「これは、そんなひどい汚れでもないですし、お湯に溶かした過炭酸ナトリウムに浸け置きしましょう。
ガラス製のサーバーは、少しウロコ状の汚れが付いているので、こちらはクエン酸で浸け置きに」
過炭酸ナトリウムの浸け置き液、今回は、もう1つ浸け置きするものもあるので(これについては次回ご紹介)、少し大きめのバケツを使います。
まずは容器にお湯を入れ、過炭酸ナトリウムを入れて、コーヒードリッパーを浸けます。
店長「お湯が冷めにくいように、できれば容器にふたがあるといいですよ」
ということで、フタをします。
今回割愛となった、フライパンの持ち手が飛び出していますが気にしないでください!
一方のコーヒーサーバーの浸け置き液、
水4ℓ+クエン酸小さじ4杯(20cc)で用意しました。
「今日はクエン酸を早く溶かすためにお湯を使っていますが、こちらは水でかまいません。お玉や箸を使って混ぜて、しっかりクエン酸を溶かしましょう」
さて、1時間たちました。
汚れは落ちたでしょうか?
ドリッパーの隙間に汚れが残っているので、スポンジで軽くこすります。
ちょっとこするだけで、すぐに汚れが落ちます。
ただ、ガラスのサーバーのほうは、水滴跡のような汚れがまだ残っているのもあり、もう少し浸け置き続行。
ついでにドリッパーも、さらに漬け置きします。
2時間半経過。
ドリッパー部分は、かなりキレイになりました。
サーバーのほうは、仕上げにスチールたわしでゴシゴシ。
今度はいかがでしょうか?
うろこのようにうっすらついていた汚れが、かなり取れました。
これなら合格!ではないでしょうか。
プログラマ U「キレイになりましたね!
日々使っていると、その状態に慣れてくるので、実は特に汚いとか、そんなに感じなくなっていました。
ですが、今回のように本腰を入れて洗ったら、やっぱりキレイになるんだな、と改めて思いました。
透明感が感じられて、本当に気持ちいいです」
最後に店長、浸け置きでの汚れ落としのアドバイスなどあれば、お願いします。
「ひどい汚れ具合の時は、過炭酸ナトリウムの量を、少し多めにしてもいいかもしれません。
今回のように、浸け置き用の容器が少し大きければ、コンロのごとくなど、他のものも一緒に浸け置きすると、一度にキレイになりますよ。
ただし、アルミ製品は腐食が起きるので使わないで下さいね。
あと、木製品にもちょっと注意が必要かも。
自然の木の色が白く抜けてしまうことがあるので……大事にしたい製品には使わないほうが無難でしょうね」
「それからクエン酸は、ウロコのような水垢汚れにおススメです。
クエン酸商品ページにも、使い方を載せていますので、参考にしてくださいね」
以上、キッチンの汚れ落としの実践、2回目でした。
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※のついている商品は、石けん以外の界面活性剤が配合された、化粧品取り扱い基準の商品です。石けん百貨では、化粧品に関してのみ、その他の商品とは別の取り扱い基準を設けて販売しています。詳しくは「化粧品と界面活性剤について」をご覧ください。
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いつもありがとうございます。クエン酸はここで買うようにしています。 もっと見る