石けん百貨ブランド>無香料の百貨ブランド>無香料のキッチン用品>油汚れに強い台所用石けん
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無香料・無着色の台所用液体石鹸です。(ちょっときつい炭酸塩ではなく)手肌にやさしいセスキ炭酸ソーダを配合することで、油汚れに対する洗浄力を高めています。
油汚れがたくさん付いた食器・お鍋・フライパンもスッキリ。プラスチック製のタッパーやお弁当箱もキュッと洗い上げます。
合成洗剤からの切り替え時には、新品のスポンジを用意します。目の粗い「石鹸向き」のスポンジを使い、常に石鹸がよく泡立つ状態をキープして洗うのがコツです。
石鹸は合成洗剤とは性質が異なるので、合成洗剤と同じような使い方では上手く洗えません。石鹸の特性をよく知って効果的に洗いましょう!
参考:
石鹸百科「台所用合成洗剤から石鹸へ:上手な切り替え方法」
石鹸百科「石鹸で食器を洗うときのコツを教えてください。」
除菌テストにもクリア<(一財)カケンテストセンター調べ>。キッチンスポンジを菌汚染からブロックして清潔に保ちます。布巾洗いにもおすすめ。
スタッフのひとこと
透明でとろ~りとした石けんで、スポンジの上で暫く留まってくれるのが使いやすいですよ。また、セスキ炭酸ソーダが助剤となって、泡持ちが持続します。お弁当箱を洗う我が家の中学生と高校生も『これ、いいね!』とお気に入りの様子。
粘度が高いので、ポンプはちょっと重めです。容器は楕円の薄型(約78×59mm)で置き場所が少なくて済みますが、事前にサイズを確認してからお求めくださいね! (スタッフS)
容量 | 本体:400ml、Ecoパック:900ml、業務用:4000ml |
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成分 | 純石けん分(28%、脂肪酸カリウム)、セスキ炭酸ナトリウム、グリセリン |
その他 | 日本製 |
発売元 | 石けん百貨 |
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石けん百貨ブランドの製品に『石けん百貨 油汚れに強い台所用石けん』(以下:『油汚れに強い台所用石けん』)がありますが、洗浄力アップのためにセスキ炭酸ソーダを配合しているのが特徴です。
使っていて「これすごい!」というほどの衝撃は実感できないものの、クエン酸を汚れに見立てての洗浄テストでは、セスキ配合の効果が明確に出ました。でもその割には「皮脂が持っていかれて手がガサガサする」といった感覚がないのは、手に優しいセスキ炭酸ソーダならではの、良い働きのおかげなのだろうと思います。
少し長いですが、スタッフが行った洗浄テストの様子をご紹介しますね。
石鹸の特性には、
(1)水中の硬度成分(特にカルシウムイオン)に出会うと、水に溶けない石鹸カスに変化する。
(2)アルカリ性だから酸性の物質に出会うと中和されて洗浄力を失う。
などがありますが、日本では海外ほど水道水の硬度は高くないため、石鹸の洗浄力を生かすには、硬度よりも【酸に対する対策】が大切です。
食器についた汚れは大抵が酸性で、また衣類についた皮脂汚れなども酸性物質が主です。
洗濯用の場合は、アルカリ緩衝剤として炭酸塩やケイ酸塩を配合しますが、台所用の石鹸の場合、主に手洗いで使用するため、手荒れのしやすいそれらアルカリ緩衝剤は配合しないのが一般的です。
そんな中、『油汚れに強い台所用石けん』は、手に優しいセスキ炭酸ソーダをアルカリ緩衝材として配合することに成功しました。
※液体石鹸にアルカリ剤を配合すると固化するため、その防止のためにエタノールを配合しますが、アルカリ緩衝作用を発揮させるには相当量のエタノールが必要です。エタノールの配合が特に問題があるわけではありませんが、エタノール臭がきつくなるため、苦手な人もいると思います。ちょっときつい炭酸塩ではなく、手にも優しいセスキ炭酸ソーダを採用し、エタノール無配合で作れたことは、画期的なことと言えましょう。
そこで、無添剤の液体石鹸と、セスキ炭酸ソーダを配合した『油汚れに強い台所用石けん』との、油汚れに対する洗浄力の比較テストを行いました。
食器の油汚れは酸性ですから、クエン酸を油汚れに見立てて洗浄テストをしました。 (手に入れやすい物質として、普段から使っているナチュクリ洗剤の中で最も酸が強いクエン酸を選びました。)
純石けん分30%の無添剤の液体石鹸(A)と、「油汚れに強い台所用石けん」(B)との、酸に対する強さを比較したテストです。
【1】
A,Bそれぞれ50ccに水150ccを入れ、攪拌する。
【2】
A,Bそれぞれにクエン酸5gを入れる。
【3】
クエン酸投入後攪拌すると、Aの泡は消えるが、Bは泡立っている。
【4】
数分後、結果は純石けんのみの液体石鹸は酸に中和されて泡が消え、石鹸カス(酸性石鹸)が生成した。Bはまだ泡立ち、酸性石鹸は生成していない。
【5】
30分後。Bはまだ泡立ち、酸性石鹸は生成していない。
【6】
pHを測ると、Aは9.5から6に、B9.5から8になった。
pHの測定は家庭でも再現できるよう、リトマス試験紙を用いた。
石鹸の水溶液は常温でpH10前後のアルカリ性で、アルカリ性の環境下で洗浄力を発揮する石鹸は酸に出会うと中和されて洗浄力がなくなるという特徴がよくわかる実験でした。
今回の実験では比較的強い酸(クエン酸)を使ったため酸性石鹸が生成しました。酸性石鹸とは石鹸カスの一種で、油汚れのひどいものを石鹸不足の状態で洗ったときなどにできる、水に溶けないベタベタした物質のことです。
石鹸の「酸に弱い」という特徴は、洗濯や食器洗いには弱点といえますが、すぐに界面活性作用を失うため人や環境に優しい、という利点でもあります。
石鹸は薬機法(旧薬事法)や家庭用品品質表示法によって「化粧石鹸」「洗濯用石鹸」「台所用石鹸」と種類が分かれていますが、本来は何にでも使えます。そのため「台所用」「洗濯用」と表示された石鹸を身体や髪に使う人も少なくないことも存じています。なので弊社では『油汚れに強い台所用石けん』以外の液体石鹸にはアルカリ剤を配合していません。
無添剤の石鹸は、用途に応じて炭酸塩やセスキ炭酸ソーダをなどのアルカリ剤を併用することで、本来の石鹸の洗浄力を発揮させることができます。
4.05
※のついている商品は、石けん以外の界面活性剤が配合された、化粧品取り扱い基準の商品です。石けん百貨では、化粧品に関してのみ、その他の商品とは別の取り扱い基準を設けて販売しています。詳しくは「化粧品と界面活性剤について」をご覧ください。
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