炭酸ソーダ(炭酸塩)
●「アルカリ洗濯」に
皮脂などの軽い汚れ物のお洗濯に使えます。アルカリ性が強いので、使用量はセスキ炭酸ソーダの約半分でOK。
その代わり数時間以上の浸け置きをしてください。時間は掛かりますが、費用が安く済むのが嬉しいアルカリ剤です。
●洗濯石鹸のアルカリ助剤に
炭酸塩無添加の洗濯石鹸や、アルカリ剤の配合が少なめの洗濯石鹸に追加して、石鹸のアルカリパワーをキープ。洗浄力を高め、石鹸の無駄遣いを防ぎます。
●「アルカリスプレー」に
セスキと同じように「アルカリスプレー」が作れます。住まいの手垢汚れや台所の油汚れのお掃除に。食器洗いの下処理にも。
アルカリ度が高いので、家事用手袋を使うのがオススメです。
レギュラー会員価格
炭酸ナトリウム100%
●炭酸ソーダとは
炭酸塩の一種で、炭酸ナトリウムとも呼ばれます。使い方はセスキ炭酸ソーダとほぼ同じですが、アルカリ性が強いので使用量は約半分でOK。経済的なアルカリ剤です。水溶液はpH11.2(1%、24℃)。洗浄剤、粉石鹸や洗剤の助剤、入浴剤や食品添加物(中華麺やこんにゃくなど)にも配合されています。
●基本の炭酸ソーダスプレーの作り方
水500mlに炭酸ソーダ小さじ半分(2.5g)を加えてよく溶かし、スプレー容器に入れる。
※セスキ炭酸ソーダより若干水に溶けにくいので、ぬるま湯を使う、よく振り混ぜるなどして十分に溶かしてください。溶け残りがあるとスプレーノズルが詰まることがあります。
●衣類用に
・軽い汚れ物の「アルカリ洗濯」に。水30Lに炭酸ソーダ小さじ1~大さじ半分(約8g)を溶かし、数時間浸け置きしてから洗います。
・油汚れのひどい洗濯物の予洗いに。「アルカリ洗濯」と同濃度で2~3分予洗いしたあと、脱水して本洗いします。浸け置きするとより効果的です。
・ワイシャツのしつこい襟袖汚れに。基本の炭酸ソーダスプレーを吹きかけ、洗濯ブラシなどで軽くこすってから洗濯機で洗います。炭酸ソーダスプレー後に石鹸を付けてこするとより効果的です。
・血液汚れの洗濯に。汚れの部分に基本の炭酸ソーダスプレーを吹きかけて馴染ませてから石鹸で洗います。布ナプキンの浸け置きにも。
・炭酸ソーダ(炭酸塩)無添剤の粉石鹸や液体石鹸で毎日の洗濯をするときに。炭酸ソーダが洗濯液の酸性化を防ぎ、石鹸の洗浄力をサポートします。全体重量(石鹸分)の約40%程度を目安に混ぜてください。
例)全体重量を100gにしたいとき
無添剤粉石鹸の場合:粉石鹸60g+炭酸ソーダ40g
無添剤液体石鹸の場合(石鹸分30%):液体石鹸84g(石鹸分約25g)+炭酸ソーダ16g
●住居用に
・ドアノブや窓、戸棚などの手垢汚れ掃除に。直接スプレーしたくない場合は雑巾の方にスプレーして拭きます。水で清め拭きしてください。
※炭酸ソーダによって家具などの塗料が剥げることがあります。必要に応じ、事前に目立たない場所で試し拭きをしてから作業してください。
●台所用に
・油汚れのひどい洗い物の下処理に。基本の炭酸ソーダスプレーを吹きかけて油分を乳化しておくと石鹸で洗うのが楽です。
・コンロ周りや換気扇の油汚れに。基本の炭酸ソーダスプレーを吹きかけて拭き掃除し、きれいな水で清め拭きします。
・食べこぼしなどでベタついた食卓に。基本の炭酸ソーダスプレーを吹きかけてから拭くとスッキリします。
【保存上の注意】
・高温多湿を避けて保管して下さい。
2023/10/03
アルカリスプレーがなくなってから何回か自作しています。
500mlに炭酸ソーダを小匙2分の1混ぜるので、かなり持ちそうです。
お皿の油を布で拭き取る際に使ったり、襟袖のプレケアに使っていて、使用感にとても満足しています(^-^)
以前は襟袖洗剤のワイドハイタークリアヒーローの詰め替えを買っていたのですが、こんなに安く作れるので本当に有難いです。