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洗面器に発生する白いモロモロの正体は?

体の垢?

体を洗い終えたタオルを洗面器で濯ぐときに、白いモロモロが発生しますが、私は小さい頃、それを体の垢だと思っていました。

毎日洗ってるのに、なんて汚いんだ!と思いながらも、発生した白いモロモロを見て、今日もキレイになった!とある種の達成感もありました。

皆さんはその白いモロモロの正体をご存知ですか?

それは「石けんカス(金属石けん)」というものです。水に溶けない性質なので、白いモロモロの状態となって出てきたんですね。

それを聞いた時「なんだ、垢じゃなかったんだ!」と、ちょっとホッとしたのを覚えています。
「石けんカス(金属石けん)」の説明もあったと思いますが、そのあたりの記憶はなく…。)

タオルに石鹸がある間は、洗浄に十分の界面活性作用があるのでアワアワですが、洗面器のお湯につけることで加水分解され、 水道水に含まれているカルシウム等と反応して、「石けんカス(金属石けん)」が発生する。

それが、私が小さいころに「垢」だと勘違いしていた「白いモロモロ」だったという訳です。

この現象を「一次分解」と呼びます。
※一次分解とは…界面活性剤としてはたらかなくなるところまで分解されること

石けん洗濯に置き換えてみると

これを石けん洗濯に置き換えて考えるととても分かりやすいなと思ったので、ご紹介しますね。

石けん洗濯のコツとして、よく「アワアワが消えたら石けんを足して!」と説明されています。

「泡が残っている」→ 洗浄に十分の界面活性作用が保たれている → OK!
「泡が消える」→「石けんカス(金属石けん)」になり、洗浄力がなくなる → NG!

石けんがとても分解性がよく、そしてシンプルな性質であるということがよくわかりますね。

石けんカスにはクエン酸

ちなみに、小さかった私は、洗面器の内側につく「体の垢」と思っていた汚れを、プラスチック容器のフタなどでカリカリと削り落とすのが好きで、暇を見つけてはカリカリ削っていました。

クエン酸水に暫く浸けておけば、力を入れなくても、驚くくらい簡単にズルッと落ちることも知らず…まぁ、カリカリするのも楽しかったし、それはそれでいいかな。

おまけ

「石けんカス(金属石けん)」は「脂肪酸とカルシウム等が結合したもの」ですが、この「石けんカス(金属石けん)」をわざと残すよう計算して作られる石けんがあります。

「過脂肪石鹸(スーパーファット石鹸)」というものですが、肌に残った脂肪酸が肌を保護するため保湿力が高く、乾燥肌の方や、乾燥する季節にはおススメなのですよ。

石けん百貨取扱い商品

過脂肪石鹸(スーパーファット石鹸)

ほんの少し脂肪酸が余る状態(過脂肪)で仕上げています。

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柑橘類らしいほろ苦さのある爽やかな香り

こっくりと甘い香りイランイラン精油と、オレンジ精油を配合しています

コールドプロセス石鹸(冷製法〈低温製法〉の石けん)

脂肪とグリセリンが多く残る製法。乾燥肌の方には人気です。

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