石けん百貨: ショップからのお知らせ

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2. 今月のコラム 　　　「衣替えのアイデア」
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10月は衣替えの季節です。衣替えは平安時代の宮中行事から始まった
習慣で、当時は更衣（こうい）と呼びました。天皇の着替えを助ける
女官の役職名でもあり、『源氏物語』の主人公光源氏の生母、桐壺も
この身分でした。

衣類をケースに出し入れする作業はなかなか面倒なものです。そこで
活用したいのがハンガー。ハンガーに掛けられる衣類はTシャツ類まで
すべて掛け、クロゼットのバーに並べてしまうのです。押し入れの上
段をクロゼット化できる商品や、部屋に置ける簡易クロゼットのよう
な商品を利用するのも手です。

そして、バーの使い勝手が良いほうにシーズン中の衣類をかけるよう
にします。そしてシーズンオフになったらバーの反対側に掛ける。こ
れを繰り返すと、使いやすい側にはシーズン中の衣類が、当面必要の
ない衣類は反対側に溜まります。わざわざ衣替えをせずとも衣類が自
然に入れ替わるわけです。

こうして並べておくと、手持ちの衣類がどのような構成なのかも一目
で分かります。「奥の方に掛かりっぱなしのあの服、もう処分しよう」
「白のトップスが少ないから1枚買い足そう」など、ワードローブ計画
も立てやすくなります。

重さのあるニット類はハンガーに掛けると伸びて型くずれしやすいので、
バーに取り付けられる布製ラックのような製品を利用するほうが良いで
しょう。

衣替え時に役立つ衣類のお手入れグッズ

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店長のひとこと
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９月の連休に長野県の白樺峠で「鷹の渡り」の観察に参加しました。春に
日本に渡ってきて繁殖し、越冬のために南下するそうです。そんな鷹がい
ることすら知らないままの、旅の途中の寄り道程度の軽い気持ちでの参加
でした。けれども会場に着くと、たくさんの人達がカメラや双眼鏡を片手
に、ひたすらその瞬間が来るのを待っていたのです。驚きでした。

そして待つ事小一時間。「上がったよ〜」という呼びかけで鷹の渡りが始
まりました。最初は双眼鏡でようやく確認できるほどの小ささですが、そ
れがだんだん肉眼でも確認できるようになり、そして目の前や頭上を悠然
と渡って行くのです。その数はピーク時で1日に千羽以上にもなるとのこと。

上昇気流に乗って円を描きながら高度を上げ南下していく姿は、とにかく
「カッコいい」の一言に尽きました。この白樺峠で鷹の渡りが観れる、即
ちこの白樺峠一帯が自然や食べ物が豊かで、鷹をはじめ他の生き物にとっ
て、繁殖に適した場所なのでしょう。中には喉の部分に食べ物をいっぱい
詰めて飛び立つ鷹もいるそうです。

鷹は群れないそうです。今年生まれた幼鳥もたった一羽で南下していく、
その潔い雄姿を観ていると、この豊かな自然を守ってあげたいという感情
が溢れてきました。また来年も会いに行きたいです。

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