石鹸生活入門>石鹸ライフのベーシックアイテム>暁石鹸 固形石けん ローブ
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洗濯・食器洗い・お掃除に! スタッフ一押しの固形石鹸です。
洗浄力に優れた獣脂主体の石鹸とケイ酸塩の組み合わせは、まさに鬼に金棒。衣類の部分洗いや食器洗いなど、家事全般に幅広く活躍します。脱脂力が強いので、手荒れしやすい方は炊事用ゴム手袋やハンドクリームをお使いください。
・食器洗い、調理器具洗いに
・ふきん洗いに
・シャツの襟そで、靴下、シミの部分洗いに
・洗面台やお風呂など水周りの掃除に
・運動靴や上履きの手洗いに
石鹸での食器洗い 参考:
『石鹸百科:台所用合成洗剤から石鹸へ:上手な切り替え方法』
『石鹸百科:油汚れもスッキリ!食器の上手な洗い方』
スタッフのひとこと
アルカリ剤入りの固形石鹸があまり出回っていないのは、作るのに手間がかかるという理由もあるんだそうです。
粉石鹸によく使われる炭酸ソーダ(炭酸塩)は周りから水分を奪うはたらきがあります。そのため、固形石鹸に混ぜると炭酸ソーダが石鹸の水分を空気中に逃がすので石鹸がカチカチに乾いてしまいます。それに、時間が経つと炭酸ソーダが石鹸表面に結晶として出てくるといった問題もあります。
だから固形石けんローブは炭酸ソーダではなく「ケイ酸塩」配合。ケイ酸塩の濃い水溶液は水分を含んだ状態で安定なので石鹸の水分量も適切に保ってくれるんですね。でも、ケイ酸塩の濃い水溶液は粘りがとてもきつくて扱いが難しいんだそう。「機械にへばりつくし、作るの面倒なんですよねー」とぼやきつつも「皆さんのお役に立つなら」と作り続けてくださっている暁石鹸さんにはとても感謝しています。
参照:石鹸百科「粉石鹸には炭酸塩、固形石鹸にはケイ酸塩と違うアルカリ剤が使われているのはなぜ?」 (スタッフH)
標準重量 | 150g |
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成分 | 純石けん分(82%、脂肪酸ナトリウム)、アルカリ剤(ケイ酸塩) |
主原材料 | ラード、ヤシ油 |
製法 | 鹸化法 |
包装資材 | ポリプロピレン |
その他 | 日本製 |
発売元 | 暁石鹸株式会社 |
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こんにちは。ライターKです。
毎日の家事、とりわけ掃除や洗濯は、頻度や気になるポイントも、人それぞれですが… 先日、プログラマーUさんを取材したときのこと。
「そういえば、長年使っているリュックが、かなり汚れているのに気づいて、一度洗濯機で洗ったんですが、全然キレイにならなくて…」と、店長に話していました。
「どんな汚れですか?今度見せてください」と店長。それなら!ということで、Uさんのリュック、石鹸で洗う様子を取材することになりました。
そして、某月某日。
Uさんに、件のリュックをお持ちいただきました。
なるほど、確かに汚れている!
そして、ふと気づけばこれくらいの汚れ…「あるある」ですね。
店長「素材によっては、毛羽立ちや色落ち、縮みなどの恐れがあるので、十分注意が必要ですね。」
リュックの中を確認しても洗濯表示はなかったのですが、恐らく素材はポリエステル系なので、ゴシゴシ洗っても大丈夫そう、ということで、早速洗う準備をします。
用意したのは洗面器、石鹸、そしてたわし。これだけです。
店長「今回は洗面器を使っていますが、もちろんバケツでも、洗面台に水を貯めるのでもかまいません」
まずはリュックをぬらして、特に汚れの気になる部分に、石鹸をこすりつけていきます。
今回、使ったのは「固形石けん ローブ」。
店長「上靴洗いのとき、お話ししたように、「珪酸塩(ケイ酸塩)」が入っていると、石鹸の効果がアップするので、皮脂汚れを落とすにはうってつけなんです」
そして、たわしでゴシゴシこすって行きます。ゴシゴシといっても、力任せに、というのでなく、ごく普通に、軽い感じで。
だんだん泡が立ってきて…汚れが取れてきたみたい。
気になる部分だけでなく、全体に軽くゴシゴシ。
水が汚れています。
店長「下ろしたてのたわしなので、たわしの色落ちがあるかもしれませんが、汚れも混じっていると思いますよ」
「それから、今回は手頃なたわしを使っていますが、専用の洗濯ブラシを使うと、手にしっくりきて洗いやすいですよ。値段はすこしお高めですが、ずっと使えますから1つあると便利です」
あとは水ですすいで、軽く絞って干します。
洗濯機の脱水機能を使ってもいいですね。
さて、仕上がり。
見てください、この洗い上がり。
もとの明るいグレーの色が、まるで新品みたいに甦りました。
Before/Afterを並べるとこんな感じ。手垢などの汚れが落ちていますね。
汚れの落ち具合がよく分かります。
※こちらはUさんがスマホカメラで撮影。機材、撮影場所、撮影者が他の写真と異なるため、全体のトーンが違っています
すっかりきれいになったリュック、Uさんが背負ってみたものが冒頭の写真です。
「すごくキレイに、白くなったと思いました!
元々グレーで汚れは目立たないと思っていたけど、よく見たらファスナー周りが結構汚れていたし、おかげで本来のきれいなグレーに戻って、とてもうれしいですね。
気軽に用意できるもので洗ってきれいになるのがわかったので、次は自分で洗えます」とUさん。
皆さんも、落ちない…と思っていた汚れ、実は石鹸とたわしで簡単に落ちるかもしれません。 一度、試してみてはいかがでしょうか。
こんにちは。スタッフSです。日に日に暖かくなり、しまい込んでいた薄手のシャツなどを引っ張り出したりして、春の到来を感じています。
さて、キレイに洗ってなおしておいたはずなのに、出したらところどころにシミが…!ってときありますよね。お客様からも時々「どうしたら落とせますか?」などといったお問合せをいただきます。
今回はそんなときの対処法をご紹介します。
→「石けん百貨 染み抜き剤」の商品ページはこちら。
そんな時は、染み抜き剤が便利です。主成分の“発泡性”過炭酸ナトリウムが瞬時にクリーミーな泡になり、シミ汚れにピンポイントに働きかけます。
そんな時は、浸け置きの方が手軽です。40~50℃のお湯2Lに対し、大さじ1程度(ちょっと多めです)を溶かして1時間ほど浸け置きます。
水溶液の温度が下がりにくいように、蓋をするとより効果的です。
この場合は、普通の過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)でも同様の効果が期待できます。
繊維の奥に入り込んだ汚れは、石鹸の界面活性作用で落とすのが一番効果的です。
気になる汚れに直接石けんを塗り込み、もみ洗いをして物理的に汚れをかき出します。
綿100%の材質であれば、煮洗いも効果的です。煮洗いの方法は、以下の記事を参考ください。
「煮洗いの方法(ナチュラルクリーニング百科事典)」
※限定公開記事についてはこちらをご覧下さい。
是非試してみてくださいね!
4.61
※のついている商品は、石けん以外の界面活性剤が配合された、化粧品取り扱い基準の商品です。石けん百貨では、化粧品に関してのみ、その他の商品とは別の取り扱い基準を設けて販売しています。詳しくは「化粧品と界面活性剤について」をご覧ください。
ねば塾の元ちゃんは取り扱いがなくなると聞いた瞬間に買いだめしてたので、長い間もちましたが、まさかローブが製造休止... もっと見る
石けん生活を10年ほどしています。子どもが産まれた時から移行し、その時からなくてはならない石鹸です。 襟汚れ、汗の... もっと見る
他社のキッチンソープを食器洗いに使っていましたが、強い油汚れは落ちないので、この商品を使ってみました。よく落ちます! もっと見る
前から良く落ちると評判のアカツキローブ、評判の通り良かったです。 もっと見る